F1 モナコグランプリ 2018年のF1世界選手権
2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPのフリー走行2回目が5月24日(木)にモンテカルロ市街地コースで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)がコースレコードを更新する1分11秒841をマーク。2番手にはマックス・フェルスタッペンが続き、下馬評通りの速さをみせたレッドブル勢が1-2フィニッシュで初日を終了。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが11番手タイム、ピエール・ガスリーが14番手タイムを記録してセッションを終えた。

セッションは開始から25分のところで赤旗中断。カジノ・スクエアからミラボーの間の排水口に問題が発生し、スタッフが溶接作業を実施したことで15分間の中断となった。

フリー走行2回目もレッドブル・レーシングの速さが際立っていた。ダニエル・リカルドはハイーパーソフトで午前中に自身が記録したコースレコードをさらに上回る1分11秒814をマーク。2番手にも0.194秒差でマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブル勢が頭一つ抜け出している。

3番手はトップから0.572秒遅れでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、その後ろにはポイントリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップから0.685秒差で続いた。フェラーリとメルセデスの差はおよそ0.1秒と接戦。5番手のキミ・ライコネン(フェラーリ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)も同様のギャップだ。

“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジションを争ったのはルノーとマクラーレン。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグがトップから1.206秒差の6番手につければ、午前中にブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルで16周の走行に留まったマクラーレンのフェルナンド・アロンソがそこから0.03秒の僅差で8番手タイムを記録。その後ろにストフェル・バンドーン(マクラーレン)とカルロス・サインツ(ルノー)が続いた。

トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが好調。47周を走り込んだハートレーは1分13秒222で11番手でルノーとマクラーレンに食らいつく。ピエール・ガスリーはアタックラップでトラフィックに引っかかったこともあり14番手タイムでセッションを終えた。

F1モナコGPは金曜日は休息日となり、土曜日(26日)にフリー走行と予選、日曜日(27日)に決勝が行われる。

2018年 F1モナコGP 動画:フリー走行2回目

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カテゴリー: F1 / F1動画 / F1モナコGP