MotoGP | ヤマハ 第12戦 イギリスGP 予選レポート
ロッシとビニャーレスが2位と6位
Monster Energy Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスはウイーク2日目に見事な走り。フリープラクティス第3セッションの終盤でともにQ2進出を決定し、予選セッションでは1分59秒台の壁を破って、それぞれ2番手と6番手を獲得した。
ロッシは早々にピットを離れてタイムアタックを開始。最初のアタックで暫定5番手につけたが、次のラップはラインを越えたためキャンセルとされて11番手に後退した。
残り6分でピットに戻るとリアタイヤを交換。すぐさまコースに復帰し、理論上はあと2回のアタックが可能だったが、前方が開けるのを待って最後のチャンスに賭けることにした。この時点で未だ12番手。プレッシャーがかかるなかで輝きを見せたロッシは、1分58秒596を記録して一気に2番手に浮上。トップとの差は0.428秒だった。
一方のビニャーレスは、ほとんどのライダーを見送ったあと十分に準備を整えてからコースイン。最初のトライでいきなり3番手につけたが、すぐさまピットに戻ってきた。
コースに復帰した時点で5番手。そこからフロントローを目指してペースを上げてゆくと、3つのセクションでベストラップをたたき出して1分58秒762を記録。最後のアタックではタイム更新ならず、トップから0.594秒差の6番手となった。
クアルタラロとモルビデリ、予選で好調
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとF・モルビデリは、それぞれ4番手と8番手を獲得して好調をアピール。
クアルタラロは1台目のマシンに小さな技術的問題が発生したためスペアマシンに乗り換えてアタックを続行。多くの時間帯でトップをキープしていたが、最後の瞬間に4番手に後退してフロントローを逃すこととなった。プラクティス・セッションでは速さと安定性を維持しており、明日は優勝争いの候補のひとりとして決勝に臨む。
チームメイトのモルビデリも好調をキープ。1ラップのアタックでも決勝ペースでもスピードを見せつけて上位との差を縮めている。午前中に行われたフリープラクティス・セッションでは決勝用セッティングで好感触をつかんでおり、明日はクアルタラロ同様、トップ争いを狙う。
決勝は現地時間13:00にスタート。全20ラップで競われる。
Monster Energy Yamaha MotoGP
バレンティーノ・ロッシ(予選2番手/1分58秒596)
「フロントローからのスタートが非常に重要なので、とてもハッピーです! 作業が順調に進み、マシンのフィーリングが良くなり、ペースも上々でした。何度か前に阻まれて待たなければならない時間がありましたが、そのようなときには"後ろからスタートするわけにはいかない、1ラップにすべてを賭けなければならない"と自分自身に言い聞かせていました。そしてそれを自らエンジョイし、最高のラップを走ることができました。シーズン後半戦に備えてマシンについていくつか変更し、フィーリングが良くなっています。そしてレースのたびに競争力も上がってきているのです。ペースが良く、マシンのフィーリングも上々なので、あとはタイヤ・チョイスだけ。明日の好天を期待します」
マーベリック・ビニャーレス(予選6番手/1分58秒762)
「今週はずっと順調に来ています。決勝に向けて十分に準備を整えているので、明日は1ラップ目から全力で攻めていきます。決勝の終盤で好タイムを出せるところが私たちの最大の強みになると思うので、最後に最大限のプッシュを試みるつもりです。序盤については、まだ改善の余地が残っているところなので、そこでもやはり同レベルで攻めていかなければなりません。優勝を目指すなら、午前中のウォームアップ・セッションでもう一歩、前へ進む必要があると考えています。表彰台は多くのライダーに開かれているので、なんとしてもそこに上るべく、序盤から上位を狙っていきます」
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
ファビオ・クアルタラロ(予選4番手/1分58秒612)
「1ラップ目の初めから、計器にエラーのサインが出ていました。そのため残念ながら、ピットに戻ってスペアマシンに交換しなければならなかったのです。しかもフロント・タイヤを交換する時間がなかったので、私のファースト・オプションではないソフト・コンパウンドを使用しました。それでも何とか、このような好タイムを記録することができて良かったです。フロントロウに並ぶことはできませんでしたが、今週はずっと好調だったので明日の決勝を楽しみにしています。大勢がハイペースを発揮してくると思いますが、その集団についていってタイヤの消耗を抑えながら展開を見守るつもりです」
フランコ・モルビデリ(予選8番手/1分59秒096)
「今日はタイムを更新することができましたが、他のみんなも同様だったので順位は以前と変わりませんでした! それでもトップとのギャップはかなり縮まってきています。そしてフリープラクティス第4セッションでは非常にフィーリングが良く、ペースも上々でした。やるべきことはまだいくつかありますが、プラクティスの状況を見れば、それほど大きく離されているわけではないと感じています。多くのライダーが同じようなレベルにいるので、決勝は大きな集団ができる大混戦になるでしょう。そのなかでの戦いをエンジョイできると思います」
カテゴリー: F1 / MotoGP
Monster Energy Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスはウイーク2日目に見事な走り。フリープラクティス第3セッションの終盤でともにQ2進出を決定し、予選セッションでは1分59秒台の壁を破って、それぞれ2番手と6番手を獲得した。
ロッシは早々にピットを離れてタイムアタックを開始。最初のアタックで暫定5番手につけたが、次のラップはラインを越えたためキャンセルとされて11番手に後退した。
残り6分でピットに戻るとリアタイヤを交換。すぐさまコースに復帰し、理論上はあと2回のアタックが可能だったが、前方が開けるのを待って最後のチャンスに賭けることにした。この時点で未だ12番手。プレッシャーがかかるなかで輝きを見せたロッシは、1分58秒596を記録して一気に2番手に浮上。トップとの差は0.428秒だった。
一方のビニャーレスは、ほとんどのライダーを見送ったあと十分に準備を整えてからコースイン。最初のトライでいきなり3番手につけたが、すぐさまピットに戻ってきた。
コースに復帰した時点で5番手。そこからフロントローを目指してペースを上げてゆくと、3つのセクションでベストラップをたたき出して1分58秒762を記録。最後のアタックではタイム更新ならず、トップから0.594秒差の6番手となった。
クアルタラロとモルビデリ、予選で好調
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとF・モルビデリは、それぞれ4番手と8番手を獲得して好調をアピール。
クアルタラロは1台目のマシンに小さな技術的問題が発生したためスペアマシンに乗り換えてアタックを続行。多くの時間帯でトップをキープしていたが、最後の瞬間に4番手に後退してフロントローを逃すこととなった。プラクティス・セッションでは速さと安定性を維持しており、明日は優勝争いの候補のひとりとして決勝に臨む。
チームメイトのモルビデリも好調をキープ。1ラップのアタックでも決勝ペースでもスピードを見せつけて上位との差を縮めている。午前中に行われたフリープラクティス・セッションでは決勝用セッティングで好感触をつかんでおり、明日はクアルタラロ同様、トップ争いを狙う。
決勝は現地時間13:00にスタート。全20ラップで競われる。
Monster Energy Yamaha MotoGP
バレンティーノ・ロッシ(予選2番手/1分58秒596)
「フロントローからのスタートが非常に重要なので、とてもハッピーです! 作業が順調に進み、マシンのフィーリングが良くなり、ペースも上々でした。何度か前に阻まれて待たなければならない時間がありましたが、そのようなときには"後ろからスタートするわけにはいかない、1ラップにすべてを賭けなければならない"と自分自身に言い聞かせていました。そしてそれを自らエンジョイし、最高のラップを走ることができました。シーズン後半戦に備えてマシンについていくつか変更し、フィーリングが良くなっています。そしてレースのたびに競争力も上がってきているのです。ペースが良く、マシンのフィーリングも上々なので、あとはタイヤ・チョイスだけ。明日の好天を期待します」
マーベリック・ビニャーレス(予選6番手/1分58秒762)
「今週はずっと順調に来ています。決勝に向けて十分に準備を整えているので、明日は1ラップ目から全力で攻めていきます。決勝の終盤で好タイムを出せるところが私たちの最大の強みになると思うので、最後に最大限のプッシュを試みるつもりです。序盤については、まだ改善の余地が残っているところなので、そこでもやはり同レベルで攻めていかなければなりません。優勝を目指すなら、午前中のウォームアップ・セッションでもう一歩、前へ進む必要があると考えています。表彰台は多くのライダーに開かれているので、なんとしてもそこに上るべく、序盤から上位を狙っていきます」
PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
ファビオ・クアルタラロ(予選4番手/1分58秒612)
「1ラップ目の初めから、計器にエラーのサインが出ていました。そのため残念ながら、ピットに戻ってスペアマシンに交換しなければならなかったのです。しかもフロント・タイヤを交換する時間がなかったので、私のファースト・オプションではないソフト・コンパウンドを使用しました。それでも何とか、このような好タイムを記録することができて良かったです。フロントロウに並ぶことはできませんでしたが、今週はずっと好調だったので明日の決勝を楽しみにしています。大勢がハイペースを発揮してくると思いますが、その集団についていってタイヤの消耗を抑えながら展開を見守るつもりです」
フランコ・モルビデリ(予選8番手/1分59秒096)
「今日はタイムを更新することができましたが、他のみんなも同様だったので順位は以前と変わりませんでした! それでもトップとのギャップはかなり縮まってきています。そしてフリープラクティス第4セッションでは非常にフィーリングが良く、ペースも上々でした。やるべきことはまだいくつかありますが、プラクティスの状況を見れば、それほど大きく離されているわけではないと感じています。多くのライダーが同じようなレベルにいるので、決勝は大きな集団ができる大混戦になるでしょう。そのなかでの戦いをエンジョイできると思います」
カテゴリー: F1 / MotoGP