【MotoGP】 スズキ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート
ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPの決勝は、雨予報が一転し、ドライコンディションで行われ、チームスズキエクスターライダーのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスは、終始トップグループに留まり、イアンノーネ6位、リンス8位と、ふたり揃ってシングルフィニッシュとなった。
朝のウォームアップは冷たい雨に見舞われ、イアンノーネ、リンス共にセッティングに苦しみ、それぞれ12番手と21番手と苦戦を強いられたものの、午後になって気温が上昇し、時折降る雨で濡れる路面も直ぐに乾き、決勝前には青空が広がった。
イアンノーネはスタート直後から積極的にプッシュし、終始トップグループで順位争いを繰り返し、終盤には一時2番手までポジションを上げるも、惜しくも表彰台を逃しての6位フィニッシュとなった。リンスもイアンノーネ同様、スタート直後からアグレッシブに攻め、1コーナでいくつかポジションアップをした後、少し差が開いたトップグループにじりじりと迫り、その後リンスまで8台がトップグループとなる。リンスは安定したラップタイムで走行を続けるも、オーバーテイクができないまま、終盤まで8番手をキープ。終盤にタイヤのグリップが低下してからはペースダウンを強いられるものの、後続グループとのギャップはすでに大きく、そのまま8位でチェッカーを受けた。
雨の日本GPに続き、ドライのオーストラリアGPでもふたりのライダーが揃ってポジティブな走りを見せたことで、3連戦最後となるマレーシアGPにも期待がかかる。
アンドレア・イアンノーネ (決勝6位)
「決勝を最後までトップグループで戦えたのは今シーズン初めてだし、今日は僕らにとってとてもポジティブな1日だったと思うよ。スズキもチームも本当に素晴らしい仕事をしてくれていて、この2戦はそれが結果として現れるようになった。もちろんまだまだやるべき事は山ほどあるけど、良い方向性が見つかったから、この先はさらに良くなっていくと確信しているんだ。今日は表彰台も狙えるチャンスがあっただけに、6位という結果はちょっと残念でもあるけど、最後の数周はグリップが落ちて、アクセレーションで差が開いてしまった。でも今日は全てを出し切ってレースができたから、結果には納得しているよ。スズキとチームの努力と頑張りに本当に感謝しているし、1日も早く、彼らに良い結果をプレゼントしたいと思っている。」
アレックス・リンス (決勝8位)
「今週は天候が不安定で、路面のコンディションがコロコロ変わったために、とても難しい週末だったね。でも決勝では良いパフォーマンスを見せることができたし、8位という結果にも満足しているよ。タイヤが消耗してからはリアのグリップが極端に落ちてしまい、最後の6・7周はペースダウンしてしまったけど、そこまではずっとトップグループと同じペースで、無理なくグループについていくことができたし、今日はマシンのフィーリングもかなり良かったよ。スズキの2台が揃ってトップグループで戦えたことが何より嬉しいし、僕らのマシンが確実に進化していることも証明できた。もちろん僕自身もさらに成長しているから、残りのレースが楽しみでならないよ。」
ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
「雨の日本GPでポジティブな結果を残した後、今度はドライコンディションでふたりのライダーが揃ってトップグループでレースできた事は、素晴らしいことだと思います。アンドレアは最後まで激しいトップ争いを見せてくれましたし、アレックスもタイヤのグリップが落ちてしまった最後の数周までは、力強い走りでトップグループに食らいつき、ふたり共本当に頑張ってくれました。ふたりの頑張りには心から感謝しています。この2戦、ウエット、ドライ共に上位を走れるようになったことは、マシンの確実な進化を証明しているはずなので、残りの2戦も、さらに上を目指して頑張っていきたいと思っています。」
関連:【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 結果:マルク・マルケスが優勝
カテゴリー: F1 / MotoGP
朝のウォームアップは冷たい雨に見舞われ、イアンノーネ、リンス共にセッティングに苦しみ、それぞれ12番手と21番手と苦戦を強いられたものの、午後になって気温が上昇し、時折降る雨で濡れる路面も直ぐに乾き、決勝前には青空が広がった。
イアンノーネはスタート直後から積極的にプッシュし、終始トップグループで順位争いを繰り返し、終盤には一時2番手までポジションを上げるも、惜しくも表彰台を逃しての6位フィニッシュとなった。リンスもイアンノーネ同様、スタート直後からアグレッシブに攻め、1コーナでいくつかポジションアップをした後、少し差が開いたトップグループにじりじりと迫り、その後リンスまで8台がトップグループとなる。リンスは安定したラップタイムで走行を続けるも、オーバーテイクができないまま、終盤まで8番手をキープ。終盤にタイヤのグリップが低下してからはペースダウンを強いられるものの、後続グループとのギャップはすでに大きく、そのまま8位でチェッカーを受けた。
雨の日本GPに続き、ドライのオーストラリアGPでもふたりのライダーが揃ってポジティブな走りを見せたことで、3連戦最後となるマレーシアGPにも期待がかかる。
アンドレア・イアンノーネ (決勝6位)
「決勝を最後までトップグループで戦えたのは今シーズン初めてだし、今日は僕らにとってとてもポジティブな1日だったと思うよ。スズキもチームも本当に素晴らしい仕事をしてくれていて、この2戦はそれが結果として現れるようになった。もちろんまだまだやるべき事は山ほどあるけど、良い方向性が見つかったから、この先はさらに良くなっていくと確信しているんだ。今日は表彰台も狙えるチャンスがあっただけに、6位という結果はちょっと残念でもあるけど、最後の数周はグリップが落ちて、アクセレーションで差が開いてしまった。でも今日は全てを出し切ってレースができたから、結果には納得しているよ。スズキとチームの努力と頑張りに本当に感謝しているし、1日も早く、彼らに良い結果をプレゼントしたいと思っている。」
アレックス・リンス (決勝8位)
「今週は天候が不安定で、路面のコンディションがコロコロ変わったために、とても難しい週末だったね。でも決勝では良いパフォーマンスを見せることができたし、8位という結果にも満足しているよ。タイヤが消耗してからはリアのグリップが極端に落ちてしまい、最後の6・7周はペースダウンしてしまったけど、そこまではずっとトップグループと同じペースで、無理なくグループについていくことができたし、今日はマシンのフィーリングもかなり良かったよ。スズキの2台が揃ってトップグループで戦えたことが何より嬉しいし、僕らのマシンが確実に進化していることも証明できた。もちろん僕自身もさらに成長しているから、残りのレースが楽しみでならないよ。」
ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
「雨の日本GPでポジティブな結果を残した後、今度はドライコンディションでふたりのライダーが揃ってトップグループでレースできた事は、素晴らしいことだと思います。アンドレアは最後まで激しいトップ争いを見せてくれましたし、アレックスもタイヤのグリップが落ちてしまった最後の数周までは、力強い走りでトップグループに食らいつき、ふたり共本当に頑張ってくれました。ふたりの頑張りには心から感謝しています。この2戦、ウエット、ドライ共に上位を走れるようになったことは、マシンの確実な進化を証明しているはずなので、残りの2戦も、さらに上を目指して頑張っていきたいと思っています。」
関連:【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 結果:マルク・マルケスが優勝
カテゴリー: F1 / MotoGP