【MotoGP】ホンダ:第8戦 オランダGP プレビュー
MotoGP 第8戦 オランダGPが、6月29日(金)~7月1日(日)までの3日間、オランダ北東部に位置するTTサーキット・アッセンで開催される。オランダGPは、グランプリで最も長い歴史と伝統を誇り、今年で70度目の開催を迎える。グランプリの歴史において、第1回大会から同一サーキットで開催されてきたのはオランダGPのみ。伝統的に6月最終週の土曜日に決勝レースが行われてきたが、68回大会から、日曜日に開催されることになった。今年は7月1日の日曜日に決勝レースが行われる。
長い歴史を誇るアッセンのコースレイアウトは、これまで数多の変遷をたどってきた。グランプリが開催された当初は、公道を使用する16.536kmのロングコースだったが、その後はマシンやタイヤの進化に合わせ、何度もコースが改修された。2006年には、コースの大幅な改修が実施され、長らく使用されてきた5.997kmのコースは4.555kmに短縮。コーナーの数も23から18へと少なくなった。
5.997kmの旧コースは、高速コーナーが連続するリズム感あふれるレイアウトで、選手たちから愛されていた。現在の4.555kmのコースは、周回数を多くすることで、サーキットを訪れる観客やテレビの視聴者を楽しませようという、時代のニーズに合わせたものだが、旧コース同様、高速サーキットという特徴に変わりはないい。
フィリップアイランド(オーストラリアGP)、シルバーストン(イギリスGP)、ムジェロ(イタリアGP)に匹敵するこの高速サーキットは、流れるようにリズムある走りができることから選手たちから高い評価を得ている。また、パッシングポイントが多いことから、毎年、熱いバトルが繰り広げられる。
その一方で、アッセンは天候が変わりやすく、ときに選手たちを悩ませる。目まぐるしく変化する天候は“ダッチウェザー”と呼ばれ、天候に合わせたセットアップがリザルトに大きく影響するため、チームと選手には集中力が求められる。今年の長期予報は、概ね、晴れ。過去数年は、断続的に降る雨の影響を受けたオランダGPだが、今大会は、ウイークを通し絶好のコンディションでレースが行われそうcz。
ここまで7戦を終えて、3勝を含む5度の表彰台で総合首位つけるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、前戦カタルニアGPでは、タイヤに厳しいコンディションの中で2位フィニッシュし、地元ファンの期待に応えた。その後に行われた公式テストでは、モディファイを受けたニューシャシーとニューカウルでの空力テスト、さらにタイヤテストなど多くのメニューをこなし非公式ながらテスト走行でもトップタイムをマーク。オランダGP、そして第9戦ドイツGPに向けて成果のあるテストとなった。
今年のマルク・マルケスは、スペイン、フランス、イタリア、カタルニアの4戦で2勝3回の表彰台を獲得した。この4戦は、気温と路面温度が高いコンディションになることが多く、この数年Honda勢は、タイヤと車体のマッチングに苦しんできた。今年もその状況に大きな変化はなかったが、マシンの進化とマルク・マルケスの冷静な走りで総合首位をキープ、2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に27ポイント差つけて今大会を迎えた。
マルク・マルケスはこれまで、アッセンで通算4勝を挙げている。125ccクラス時代の10年に初優勝を達成。Moto2クラスでは、11年、12年と2年連続で優勝し、MotoGPクラスでは、デビューした13年に2位、14年の大会ではフラッグ・トゥ・フラッグの難しいレースを制した。15年は最終ラップの最終シケインでロッシ(ヤマハ)と接触して2位。惜しくも優勝を逃した。16年は再びフラッグ・トゥ・フラッグとなり、大荒れのレースの中で2位フィニッシュし、チャンピオンシップで大きく前進した。そして昨年も”フラッグ・トゥ・フラッグ”となりチャンピオンシップを優先したマルク・マルケスは、優勝争いに加わりながらも着実に走って3位でフィニッシュ。チャンピオンシップにとって貴重なポイントを獲得した。今年もミスの許されない戦いとなるが、ドライコンディションになれば、14年以来の優勝と今季4勝目が期待される。
総合6位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、7戦を終えて総合6位。第2戦アルゼンチンGPで優勝。開幕戦カタールGPと第7戦カタルニアGPで4位になっている。クラッチローとしては、シーズン2勝目と2回目の表彰台獲得に挑む。これまでアッセンでは、3位表彰台に立った13年をはじめ、昨年の大会では4位。そのほか、表彰台にあと一歩というレースを何度も経験している。前戦カタルニアGP後のテストでも大きな成果を得ているだけに、今大会の走りに注目される。
前戦カタルニアGPで今季ベストタイの5位でフィニッシュしたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、今季初の表彰台と優勝に挑む。今年は好調な走りを見せるも不運のレースが続き、ここまで表彰台への登壇がない。過去、アッセンでは、125ccクラス時代に優勝経験があるが、250ccクラスとMotoGPクラスでは優勝は未経験。その理由の一つは、不安定な天候にある。フラッグ・トゥ・フラッグとなった16年は12位。昨年も”フラッグ・トゥ・フラッグ”となり13位と苦戦した。今年はいい天候が予想されているだけに、14年の3位以来の表彰台と初優勝に期待される。
7戦を終えて6回のポイントを獲得、ルーキー勢トップの総合16位につけるフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、得意のサーキットで、第4戦スペインGPでの9位以来となるトップ10フィニッシュを目指す。昨年のMoto2チャンピオンのモルビデリは、レースをこなす毎にRC213Vのパフォーマンスを引き出すことに成功している。今大会はシングルフィニッシュはもちろんのこと上位進出も期待される。
第6戦イタリアGPで巻き添えの転倒を喫し、再スタートするも18位、前戦カタルニアGPでも転倒を喫しリタイアに終わった中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、得意とするアッセンで今季ベストを目指す。Moto2クラス時代は、16年に優勝、昨年は3位表彰台に立っている。今大会は4回目のポイント獲得と、目標とするトップ10フィニッシュを目指す。
トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も得意とするアッセンで今季ベストリザルトとポイント獲得を目指す。7戦を終えて、ポイント獲得にあと一歩に迫る走りをしている。ヨーロッパラウンドに入ってからは、スペイン、イタリア、カタルニアと転倒が続いている。今大会はしっかり走り切って、念願のポイント獲得に挑む。
マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
「カタルニアのテストをいい内容で終えましたが、アッセンは全く違うサーキットなので、どのような走りができるかとても楽しみです。ここまでのところ、どのサーキットでも、ほぼいいレベルにいると思います。そして、概ねいい結果を残してきました。アッセンに向けても気持ちはポジティブです。このサーキットはバイクレースのカテドラルといってもいいほど伝統あるサーキットで、ファンはいつもとても熱狂的です。チャンピオンシップのアドバンテージが少しあるのはいいことですが、まだシーズン序盤です。タイトル獲得の可能性があるライダーもまだ何人かいます。総合首位をキープするためにも最良の結果を残さなければなりません。引き続き仕事に取り組みます」
カル・クラッチロー(MotoGP 総合6位)
「アッセンはカレンダーの中で最も象徴的なサーキットの一つで、いつもとても楽しみにしています。ここまでのところいい仕事をしていると思います。チームはとてもいい仕事をしてくれています。マシンはとても戦闘的です。現在総合3位のビニャーレスとはわずか8ポイントしか離れていないので、この調子で前進し、できる限り多くのポイントを獲得したいです。レースウイークの目標は常に表彰台ですが、速いライダーが何人かいるのですべてのレースが賭けです。アッセンもまたファンにとってスリリングなレースになると思います。ドライでレースができることを願っています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
「アッセンではいい結果を出したこともありますが、今年はここまで僕にとって難しいレースばかりでした。アッセンは高速サーキットで、マシンはウィリーもしやすく激しく動きます。ほかのエリアでもタイムをロスしないよう安定したセッティングが必要になります。天候はいつも不安定で、そのためにいろいろ難しくなります。カタルニアで行ったテストではいい仕事ができました。グリップをよりよくするセットアップを見つけることができました。アッセンでどうなるか楽しみです。金曜日の午前中から正しく物事をこなし、どんな状況に対しても準備を整えたいです」
フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合16位)
「今週末のアッセンがとても楽しみです。バルセロナのテストで見つけたリアグリップとアンチ・ウィリーコントロールの改善点がアッセンのような違うサーキットでも機能するのか楽しみです。いずれの大会も最大のチャレンジになっているのは、MotoGPマシンで初めて走るるサーキットを、いかに早く攻略するかということでした。ここ数戦はポジティブなレースができているので、再びポイントを獲得する自信があります」
中上貴晶(MotoGP 総合19位)
「アッセンにはとてもいい思い出があります。昨年は3位でフィニッシュし、2016年はMoto2クラスで初めて優勝しました。そのため、ここは大好きなサーキットの一つであることは言うまでもありません。でもMotoGPマシンでは初めて走ります。カタルニアで予選をQ2で終えたことは特別なことだったし、今後に向けてさらに自信がつきました。レース後のテストでも88周を走り、ポジティブなフィードバックがありました。そして日本へ戻り、鈴鹿8耐のテストをこなし、再びダッチTTのためにヨーロッパへ戻りました。僕にとって忙しい時期ですが、レースをすることが僕の目標なので大丈夫です。アッセンで走って改善点をチェックするのが楽しみです」
トーマス・ルティ(MotoGP 総合24位)
「アッセンを初めてMotoGPマシンで走るのが楽しみです。予報では天気はとてもよさそうです。これはアッセンでは普通ではないことなので、心配事が一つ減ったことになります。バルセロナのテストでは興味深いことをいくつか理解することができました。そのテストの後に再びサーキットで仕事を始められるのはいいことです。安定してラップを刻むことができました。アッセンではフロントの感触をもっとよくするために引き続き取り組みたいです。そして最近は転倒が続いているのでいい結果を残したいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP
長い歴史を誇るアッセンのコースレイアウトは、これまで数多の変遷をたどってきた。グランプリが開催された当初は、公道を使用する16.536kmのロングコースだったが、その後はマシンやタイヤの進化に合わせ、何度もコースが改修された。2006年には、コースの大幅な改修が実施され、長らく使用されてきた5.997kmのコースは4.555kmに短縮。コーナーの数も23から18へと少なくなった。
5.997kmの旧コースは、高速コーナーが連続するリズム感あふれるレイアウトで、選手たちから愛されていた。現在の4.555kmのコースは、周回数を多くすることで、サーキットを訪れる観客やテレビの視聴者を楽しませようという、時代のニーズに合わせたものだが、旧コース同様、高速サーキットという特徴に変わりはないい。
フィリップアイランド(オーストラリアGP)、シルバーストン(イギリスGP)、ムジェロ(イタリアGP)に匹敵するこの高速サーキットは、流れるようにリズムある走りができることから選手たちから高い評価を得ている。また、パッシングポイントが多いことから、毎年、熱いバトルが繰り広げられる。
その一方で、アッセンは天候が変わりやすく、ときに選手たちを悩ませる。目まぐるしく変化する天候は“ダッチウェザー”と呼ばれ、天候に合わせたセットアップがリザルトに大きく影響するため、チームと選手には集中力が求められる。今年の長期予報は、概ね、晴れ。過去数年は、断続的に降る雨の影響を受けたオランダGPだが、今大会は、ウイークを通し絶好のコンディションでレースが行われそうcz。
ここまで7戦を終えて、3勝を含む5度の表彰台で総合首位つけるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、前戦カタルニアGPでは、タイヤに厳しいコンディションの中で2位フィニッシュし、地元ファンの期待に応えた。その後に行われた公式テストでは、モディファイを受けたニューシャシーとニューカウルでの空力テスト、さらにタイヤテストなど多くのメニューをこなし非公式ながらテスト走行でもトップタイムをマーク。オランダGP、そして第9戦ドイツGPに向けて成果のあるテストとなった。
今年のマルク・マルケスは、スペイン、フランス、イタリア、カタルニアの4戦で2勝3回の表彰台を獲得した。この4戦は、気温と路面温度が高いコンディションになることが多く、この数年Honda勢は、タイヤと車体のマッチングに苦しんできた。今年もその状況に大きな変化はなかったが、マシンの進化とマルク・マルケスの冷静な走りで総合首位をキープ、2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に27ポイント差つけて今大会を迎えた。
マルク・マルケスはこれまで、アッセンで通算4勝を挙げている。125ccクラス時代の10年に初優勝を達成。Moto2クラスでは、11年、12年と2年連続で優勝し、MotoGPクラスでは、デビューした13年に2位、14年の大会ではフラッグ・トゥ・フラッグの難しいレースを制した。15年は最終ラップの最終シケインでロッシ(ヤマハ)と接触して2位。惜しくも優勝を逃した。16年は再びフラッグ・トゥ・フラッグとなり、大荒れのレースの中で2位フィニッシュし、チャンピオンシップで大きく前進した。そして昨年も”フラッグ・トゥ・フラッグ”となりチャンピオンシップを優先したマルク・マルケスは、優勝争いに加わりながらも着実に走って3位でフィニッシュ。チャンピオンシップにとって貴重なポイントを獲得した。今年もミスの許されない戦いとなるが、ドライコンディションになれば、14年以来の優勝と今季4勝目が期待される。
総合6位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、7戦を終えて総合6位。第2戦アルゼンチンGPで優勝。開幕戦カタールGPと第7戦カタルニアGPで4位になっている。クラッチローとしては、シーズン2勝目と2回目の表彰台獲得に挑む。これまでアッセンでは、3位表彰台に立った13年をはじめ、昨年の大会では4位。そのほか、表彰台にあと一歩というレースを何度も経験している。前戦カタルニアGP後のテストでも大きな成果を得ているだけに、今大会の走りに注目される。
前戦カタルニアGPで今季ベストタイの5位でフィニッシュしたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、今季初の表彰台と優勝に挑む。今年は好調な走りを見せるも不運のレースが続き、ここまで表彰台への登壇がない。過去、アッセンでは、125ccクラス時代に優勝経験があるが、250ccクラスとMotoGPクラスでは優勝は未経験。その理由の一つは、不安定な天候にある。フラッグ・トゥ・フラッグとなった16年は12位。昨年も”フラッグ・トゥ・フラッグ”となり13位と苦戦した。今年はいい天候が予想されているだけに、14年の3位以来の表彰台と初優勝に期待される。
7戦を終えて6回のポイントを獲得、ルーキー勢トップの総合16位につけるフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、得意のサーキットで、第4戦スペインGPでの9位以来となるトップ10フィニッシュを目指す。昨年のMoto2チャンピオンのモルビデリは、レースをこなす毎にRC213Vのパフォーマンスを引き出すことに成功している。今大会はシングルフィニッシュはもちろんのこと上位進出も期待される。
第6戦イタリアGPで巻き添えの転倒を喫し、再スタートするも18位、前戦カタルニアGPでも転倒を喫しリタイアに終わった中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、得意とするアッセンで今季ベストを目指す。Moto2クラス時代は、16年に優勝、昨年は3位表彰台に立っている。今大会は4回目のポイント獲得と、目標とするトップ10フィニッシュを目指す。
トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も得意とするアッセンで今季ベストリザルトとポイント獲得を目指す。7戦を終えて、ポイント獲得にあと一歩に迫る走りをしている。ヨーロッパラウンドに入ってからは、スペイン、イタリア、カタルニアと転倒が続いている。今大会はしっかり走り切って、念願のポイント獲得に挑む。
マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
「カタルニアのテストをいい内容で終えましたが、アッセンは全く違うサーキットなので、どのような走りができるかとても楽しみです。ここまでのところ、どのサーキットでも、ほぼいいレベルにいると思います。そして、概ねいい結果を残してきました。アッセンに向けても気持ちはポジティブです。このサーキットはバイクレースのカテドラルといってもいいほど伝統あるサーキットで、ファンはいつもとても熱狂的です。チャンピオンシップのアドバンテージが少しあるのはいいことですが、まだシーズン序盤です。タイトル獲得の可能性があるライダーもまだ何人かいます。総合首位をキープするためにも最良の結果を残さなければなりません。引き続き仕事に取り組みます」
カル・クラッチロー(MotoGP 総合6位)
「アッセンはカレンダーの中で最も象徴的なサーキットの一つで、いつもとても楽しみにしています。ここまでのところいい仕事をしていると思います。チームはとてもいい仕事をしてくれています。マシンはとても戦闘的です。現在総合3位のビニャーレスとはわずか8ポイントしか離れていないので、この調子で前進し、できる限り多くのポイントを獲得したいです。レースウイークの目標は常に表彰台ですが、速いライダーが何人かいるのですべてのレースが賭けです。アッセンもまたファンにとってスリリングなレースになると思います。ドライでレースができることを願っています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
「アッセンではいい結果を出したこともありますが、今年はここまで僕にとって難しいレースばかりでした。アッセンは高速サーキットで、マシンはウィリーもしやすく激しく動きます。ほかのエリアでもタイムをロスしないよう安定したセッティングが必要になります。天候はいつも不安定で、そのためにいろいろ難しくなります。カタルニアで行ったテストではいい仕事ができました。グリップをよりよくするセットアップを見つけることができました。アッセンでどうなるか楽しみです。金曜日の午前中から正しく物事をこなし、どんな状況に対しても準備を整えたいです」
フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合16位)
「今週末のアッセンがとても楽しみです。バルセロナのテストで見つけたリアグリップとアンチ・ウィリーコントロールの改善点がアッセンのような違うサーキットでも機能するのか楽しみです。いずれの大会も最大のチャレンジになっているのは、MotoGPマシンで初めて走るるサーキットを、いかに早く攻略するかということでした。ここ数戦はポジティブなレースができているので、再びポイントを獲得する自信があります」
中上貴晶(MotoGP 総合19位)
「アッセンにはとてもいい思い出があります。昨年は3位でフィニッシュし、2016年はMoto2クラスで初めて優勝しました。そのため、ここは大好きなサーキットの一つであることは言うまでもありません。でもMotoGPマシンでは初めて走ります。カタルニアで予選をQ2で終えたことは特別なことだったし、今後に向けてさらに自信がつきました。レース後のテストでも88周を走り、ポジティブなフィードバックがありました。そして日本へ戻り、鈴鹿8耐のテストをこなし、再びダッチTTのためにヨーロッパへ戻りました。僕にとって忙しい時期ですが、レースをすることが僕の目標なので大丈夫です。アッセンで走って改善点をチェックするのが楽しみです」
トーマス・ルティ(MotoGP 総合24位)
「アッセンを初めてMotoGPマシンで走るのが楽しみです。予報では天気はとてもよさそうです。これはアッセンでは普通ではないことなので、心配事が一つ減ったことになります。バルセロナのテストでは興味深いことをいくつか理解することができました。そのテストの後に再びサーキットで仕事を始められるのはいいことです。安定してラップを刻むことができました。アッセンではフロントの感触をもっとよくするために引き続き取り組みたいです。そして最近は転倒が続いているのでいい結果を残したいです」
カテゴリー: F1 / MotoGP