MotoGP:ホルヘ・マルティンがドイツGPの緊迫バトルを制す
2023年 MotoGP 第7戦ドイツGPの決勝レースが6月18日にザクセンリンクで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バニャイアと6番グリッドのホルヘ・マルティンが白熱のバトルを展開した。
フィニッシュラインまで繰り広げられた優勝争いは、0.064秒差でホルヘ・マルティンが競り勝ち、2021年8月の第10戦スティリアGP以来22ヶ月ぶり、35戦ぶりとなる優勝、プレミアクラス2勝目、グランプリキャリア通算12勝目を挙げた。
ドゥカティ3戦連続の表彰台独占
気温27度、路面温度48度のドライコンディションの中、フランチェスコ・バニャイアは、2戦連続4度目の表彰台を獲得。4番グリッドのヨハン・ザルコは、最終ラップにコースアウトを喫したが7.012秒差の3位に入り、第5戦フランスGPから3戦連続4度目の表彰台を獲得。
ドゥカティは2021年11月の最終戦バレンシアGP(フランチェスコ・バニャイア/ホルヘ・マルティン/ジャック・ミラー)、今年の第2戦アルゼンチンGP(マルコ・ベッツェッキ/ヨハン・ザルコ/アレックス・マルケス)、第5戦フランスGP(マルコ・ベッツェッキ/ホルヘ・マルティン/ヨハン・ザルコ)、第6戦イタリアGP(ホルヘ・マルティン/フランチェスコ・バニャイア/ヨハン・ザルコ)に続き、3戦連続5度目の表彰台独占。
ドゥカティのサテライトチーム、プリマ・プラマック・レーシングは3戦連続のダブルポディウムを達成。
初めてのトップ5独占
5番グリッドのマルコ・ベッツェッキは8.430秒差の4位。2番グリッドのルカ・マリーニは11.679秒差の5位。ドゥカティが前戦で初めてトップ4を独占した後、初めてトップ5を独占。
プレミアクラスで最後にトップ5を独占したのは、2003年9月にジャカレパグア・サーキットで開催された第12戦リオGPのホンダ(バレンティーノ・ロッシ/セテ・ジベルナウ/玉田誠/マックス・ビアッジ/ニッキー・ヘイデン)以来20年ぶり。
7番グリッドのアレックス・マルケスは14.040秒差の7位。10番グリッドのエネア・バスティアニーニは14.859秒差の8位。今季の最高位に進出すると、13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは17.061秒差の9位。ドゥカティ全8台がトップ9に進出。
6位はKTMのジャック・ミラー
3番グリッドのジャック・ミラーは11.904秒差の6位。14番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは19.997秒差の11位。プレミアクラスのデビューレースから7戦連続してポイント圏内に進出すると、19番グリッドのジョナス・フォルガーは17位完走。8番グリッドのブラッド・ビンダーは、19ラップ目の8コーナーで今季6度目の転倒。
アプリリア3台がポイント圏内
15番グリッドのミゲール・オリベイラは19.648秒差の10位。18番グリッドのラウール・フェルナンデェスは25.503秒差の15位。今季3度目のポイント圏内に進出し、9番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、終盤にペースが落ちて28.543秒差の16位。12番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、9ラップ目に技術的な問題が発生してピットに戻ってリタイア。
16番グリッドのフランコ・モルビデリは22.949秒差の12位。11番グリッドのファビオ・クアルタラロは序盤こそ10番手を走行していたが、25.117秒差の13位。
ジョアン・ミルとアレックス・リンスの負傷欠場に続き、ウォームアップ走行で週末5度目の転倒を喫したマルク・マルケスが欠場を決断したことから、ホンダ勢で唯一出走した17番グリッドの中上貴晶は25.327秒差の14位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのフランチェスコ・バニャイアは20ポイント差を加算したが、総合2位ホルヘ・マルティンが16ポイント差に接近。総合3位マルコ・ベッツェッキは34ポイント差。総合5位ヨハン・ザルコは51ポイント差の総合4位に浮上すれば、総合4位ブラッド・ビンダーは64ポイント差の総合5位に後退した。
カテゴリー: F1 / MotoGP
フィニッシュラインまで繰り広げられた優勝争いは、0.064秒差でホルヘ・マルティンが競り勝ち、2021年8月の第10戦スティリアGP以来22ヶ月ぶり、35戦ぶりとなる優勝、プレミアクラス2勝目、グランプリキャリア通算12勝目を挙げた。
ドゥカティ3戦連続の表彰台独占
気温27度、路面温度48度のドライコンディションの中、フランチェスコ・バニャイアは、2戦連続4度目の表彰台を獲得。4番グリッドのヨハン・ザルコは、最終ラップにコースアウトを喫したが7.012秒差の3位に入り、第5戦フランスGPから3戦連続4度目の表彰台を獲得。
ドゥカティは2021年11月の最終戦バレンシアGP(フランチェスコ・バニャイア/ホルヘ・マルティン/ジャック・ミラー)、今年の第2戦アルゼンチンGP(マルコ・ベッツェッキ/ヨハン・ザルコ/アレックス・マルケス)、第5戦フランスGP(マルコ・ベッツェッキ/ホルヘ・マルティン/ヨハン・ザルコ)、第6戦イタリアGP(ホルヘ・マルティン/フランチェスコ・バニャイア/ヨハン・ザルコ)に続き、3戦連続5度目の表彰台独占。
ドゥカティのサテライトチーム、プリマ・プラマック・レーシングは3戦連続のダブルポディウムを達成。
初めてのトップ5独占
5番グリッドのマルコ・ベッツェッキは8.430秒差の4位。2番グリッドのルカ・マリーニは11.679秒差の5位。ドゥカティが前戦で初めてトップ4を独占した後、初めてトップ5を独占。
プレミアクラスで最後にトップ5を独占したのは、2003年9月にジャカレパグア・サーキットで開催された第12戦リオGPのホンダ(バレンティーノ・ロッシ/セテ・ジベルナウ/玉田誠/マックス・ビアッジ/ニッキー・ヘイデン)以来20年ぶり。
7番グリッドのアレックス・マルケスは14.040秒差の7位。10番グリッドのエネア・バスティアニーニは14.859秒差の8位。今季の最高位に進出すると、13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは17.061秒差の9位。ドゥカティ全8台がトップ9に進出。
6位はKTMのジャック・ミラー
3番グリッドのジャック・ミラーは11.904秒差の6位。14番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは19.997秒差の11位。プレミアクラスのデビューレースから7戦連続してポイント圏内に進出すると、19番グリッドのジョナス・フォルガーは17位完走。8番グリッドのブラッド・ビンダーは、19ラップ目の8コーナーで今季6度目の転倒。
アプリリア3台がポイント圏内
15番グリッドのミゲール・オリベイラは19.648秒差の10位。18番グリッドのラウール・フェルナンデェスは25.503秒差の15位。今季3度目のポイント圏内に進出し、9番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、終盤にペースが落ちて28.543秒差の16位。12番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、9ラップ目に技術的な問題が発生してピットに戻ってリタイア。
16番グリッドのフランコ・モルビデリは22.949秒差の12位。11番グリッドのファビオ・クアルタラロは序盤こそ10番手を走行していたが、25.117秒差の13位。
ジョアン・ミルとアレックス・リンスの負傷欠場に続き、ウォームアップ走行で週末5度目の転倒を喫したマルク・マルケスが欠場を決断したことから、ホンダ勢で唯一出走した17番グリッドの中上貴晶は25.327秒差の14位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのフランチェスコ・バニャイアは20ポイント差を加算したが、総合2位ホルヘ・マルティンが16ポイント差に接近。総合3位マルコ・ベッツェッキは34ポイント差。総合5位ヨハン・ザルコは51ポイント差の総合4位に浮上すれば、総合4位ブラッド・ビンダーは64ポイント差の総合5位に後退した。
2023年 MotoGP 第7戦 ドイツGP 決勝
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | J・マルティン | Prima Pramac Racing | Ducati | 40:52.449 |
2 | F・バニャイア | Ducati Lenovo Team | Ducati | +0.064 |
3 | J・ザルコ | Pramac Racing | Ducati | +7.013 |
4 | M・ベッツェッキ | Mooney VR46 Racing Team | Ducati | +8.430 |
5 | L・マリーニ | Mooney VR46 Racing Team | Ducati | +11.679 |
6 | J・ミラー | Red Bull KTM Factory Racing | KTM | +11.904 |
7 | A・マルケス | Gresini Racing MotoGP | Ducati | +14.040 |
8 | E・バスティアニーニ | Ducati Lenovo Team | Ducati | +14.859 |
9 | F・ディ・ギャナントニオ | Gresini Racing MotoGP | Ducati | +17.061 |
10 | M・オリベイラ | CryptoDATA RNF MotoGP Team | Aprilia | +19.648 |
11 | A・フェルナンデス | GASGAS Factory Racing Tech3 | KTM | +19.997 |
12 | F・モルビデリ | Monster Energy Yamaha MotoGP | Yamaha | +22.949 |
13 | F・クアルタラロ | Monster Energy Yamaha MotoGP | Yamaha | +25.117 |
14 | 中上貴晶 | LCR Honda IDEMITSU | Honda | +25.327 |
15 | R・フェルナンデス | CryptoDATA RNF MotoGP Team | Aprilia | +25.503 |
16 | A・エスパルガロ | Aprilia Racing | Aprilia | +28.543 |
17 | J・フォルガー | GASGAS Factory Racing Tech3 | KTM | +48.962 |
カテゴリー: F1 / MotoGP