MotoGP:スズキ 2021年 第11戦 オーストリアGP 予選レポート
チームスズキエクスター、連戦のレッドブルリンクにリベンジを賭けて挑む
前週に続きレッドブルリンクで開催となるオーストリアGPの2日目。ドライとウェットが混ざる難しいコンディションの初日金曜日を2番手、3番手タイムで終えたジョアン・ミルとアレックス・リンスは、土曜の予選日にさらなる気合いで挑む。

ダイレクトQ2行きを決める午前のFP3ではふたりのライダーが揃って前日の好調ぶりを維持し、セッション終了間際まで共にトップ10圏内のタイムをマーク。しかしラスト数分で数人のライダーがタイムを上げ、リンスが0.001秒の僅差で11番手にドロップダウン。ミルは7番手でトップ10圏内に留まった。

前日とは打って変わり、山々に囲まれたレッドブルリンクには午後になっても晴天が広がり、気温と路面温度が急速に上昇。ミル、リンスは安定したドライコンディションのFP4をタイヤテストとマシンセッティングに時間を割き、決勝に向けて準備を整える。スズキペアは共にセッション最後に新品タイヤでピットアウトし、ミル3番手、リンス4番手でこのセッションを締めくくる。

Q1チャレンジを強いられたリンスは、Q2進出を賭け15分間のセッションで序盤からタイムアタックを繰り返す。1'23.470で終盤まで2番手につけていたリンスだが、FP3同様セッション終了間際にひとつポジションを下げ、Q2進出は叶わず明日の決勝は5列目、13番手グリッドからのスタートとなる。

12人のライダーで決勝グリッドを賭けて戦うQ2では、2度目のピットアウトでミルが一時3番手タイムを記録したが、最終的には7番手タイムに留まり決勝は3列目からのスタートとなった。

佐原伸一 プロジェクトリーダー&チームディレクター
「今日は心配されていた天気の崩れはなく、ジョアン、アレックスの二人ともマシンやタイヤの確認ができました。Q2にダイレクトで進出したジョアンは明日のレースでは3列目からのスタートとなりますが、マシンのまとまりはとても良くレースタイヤでのタイムに自信を持っていますし、FP3で11位となりQ1からQ2進出を狙うことになったアレックスも、Q1で3位となり惜しくもQ2進出を逃しましたが、先週のレースで問題となったブレーキも改善し、明日のレースに向けてほぼ準備は完了しています。ジョアン、アレックスともに得意のスタートを決めて、二人で表彰台を獲得できるよう決勝に向けて最後の調整をしたいと思います。」

ジョアン・ミル
「今日の予選は路面温度が上がったせいでマシンをうまく止めることができず、思っていた以上に苦戦したよ。でもレースなんてこんなもので、コンディションは日々変わるから仕方ない。レースペースには自信があるけど、決勝の展開を考えると予選ではできれば2列目までには残りたかったね。いずれにしても決勝ではいつも通り全てを出し切って、ひとつでも上のポジションでチェッカーを受けれるようにベストを尽くすのみさ。」

アレックス・リンス
「午前中は順調にスタートできてペースも良かったんだけど、Q1をうまく進めることができずにQ2進出を逃してしまったことが残念だった。自分がQ1で記録したラップタイムはQ2だと9番手タイムだったから、Q2チャレンジができなかったことが悔やまれるよ。前週に問題のあったフロントブレーキのトラブルも解決したし、レースペースも安定していてマシンのフィーリングも良いから決勝では良い戦いができると思っている。いつものようにスタートで一気に前に出て、あとは全力で攻めるよ。」

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カテゴリー: F1 / MotoGP