ミック・シューマッハ F1シート獲得に手応え「F1は手の届くところにある」
ミック・シューマッハは、F1グリッドに復帰できる可能性は「かなり高い」と主張。元ハースのドライバーは「F1は手の届くところにある」と付け加えた。

7度のF1世界チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハは、ポイントよりも大きなクラッシュが多かった2022年シーズンの終わりにハースから突然解雇されるまで、2年間F1で過ごした。

メルセデスのリザーブドライバーとして迎えられたミック・シューマッハは、今年はアルピーヌで世界耐久選手権のレースシートも獲得している。

アルピーヌは、TPC(testing of previous cars/旧車テスト)プログラムの一環としてシューマッハにF1マシンでのテストの機会を与え、アルピーヌのリザーブドライバーであるジャック・ドゥーハンとともに2年前に製造されたアルピーヌをポール・リカール・サーキットで運転した。

メルセデスでシューマッハのボスであるトト・ヴォルフによると、アルピーヌは「本当に素晴らしい仕事をした」シューマッハに「とても満足」していたという。

しかし、それが25歳のシューマッハをアルピーヌの列の先頭に押し上げるのに十分だったかどうかは、エンストンチームは明言を避けている。

ミック・シューマッハは来シーズングリッドに戻ってくるだろうか?
「自分の実力を示すためにF1に復帰することが僕にとって重要だ」とミック・シューマッハはAFPに語った。

「今のところ、F1での僕のチャンスはかなり良さそうだ。現時点では、F1は手の届くところにある」

「自信過剰にならないようにし、あきらめずに努力を続け、うまくいかなかった場合のプランBも用意しておかなければならない」

「僕のプランはずっとF1だった。今は、どんなチャンスが巡ってくるか様子を見るしかない。必要なだけF1を待つつもりだ」

アルピーヌは「計画がある」ので急ぐことはない
アルピーヌは、今シーズン終了後にチームを離れるエステバン・オコンの後任ドライバーを探している。シューマッハやドゥーハンと関連付けられてきたが、最近ではアルピーヌ特別顧問のフラビオ・ブリアトーレがカルロス・サインツに魅力的なオファーをしたと報じられた。

チーム代表のブルーノ・ファミンは進捗状況については口を閉ざしているが、アルピーヌには計画があり、急ぐつもりはないと断言している。

「我々はそれに取り組んでいる」とファミンは公式F1ウェブサイトに語った。

「我々は時間をかけている。急いでいない。必要なときに決断を下します。2人目のドライバーをすぐに決めなければならないというプレッシャーはない」

「いずれにせよ、アカデミードライバーが優秀なドライバーばかりなので、我々はとても安心している。まったくストレスを感じていない。2人目は時期が来ればわかるだろう」

「計画がある。だからセカンドシートについてストレスを感じていない」

一方、エステrバン・オコンはハースに移籍すると噂されており、最近はライバルの見本として同チームを称賛している。

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カテゴリー: F1 / ミック・シューマッハ