メルセデス
メルセデスAMG F1チームは、F1イタリアGPの決勝レースで、バルテリ・ボッタスが2位、ルイス・ハミルトンが3位でレースを終えた。

トト・ヴォルフ(チーム代表)
「まずはシャルルを祝福したい。彼は力強いレースを走ったし、今週末、フェラーリ全体が最強のパッケージを持っていた。今日我々は彼らにすべてをぶつけた。レース前に言ったように、モンツァで2位と3位を与えられるなら、我々はそれを受け取っただろう」

「もちろん、勝ちたかったが、久しぶりのフェラーリの勝利にティフォシがどれだけ喜んでいたかを見ることができた。スパとモンツァは予想通りにど難しいものだったが、それでも堅実な結果を達成し、多くのポイントを獲得し、両方のチャンピオンシップでリードを広げた。次はシンガポールだ。我々はそこで強いはずだが、レッドブルも強いはずだ。今後のレースで我々に何ができるかを示すことを楽しみにしている」

アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)
「レースのほぼ全体でシャルルのすぐ後を捕えていたが、追い抜く法を見つけることができなかったことにはフラストレーションを感じるが、こういうこともある。ルノーの後方にギャップが生まれたとき、ルイスとアンダーカットを試みる必要があった。だが、ここはデグラデーションが少ないため、他のトラックほど酷くはなかった。ルイスは4ターンで良い動きを見せたが、シャルルは積極的に防御してきた。現実的にあそこがルイスにとって勝利する最大のチャンスだった。ルイスはそのスティントの大部分でタイヤを強くプッシュしていたので、最後に落ち始めたのは驚きではなかった。タイヤの寿命を相殺するためにバルテリを長く走らせることはできたが、追い抜くためのスピードを与えるには不十分だった、その後は他に試すことができなかった。取り組まなければならない部分はわかっている。予選ペースはシーズン序盤に比べると低下しており、ストレートスピードを上げる必要がある。そのことはしばらく前からわかっているが、終わったばかりのここ2週間のような週末を過ごしたことは、それらの弱点を乗り越えようとブラックリーとブリックスワースにいるみんなのモチベーションになる。次のシンガポールはこことは全く異なるチャレンジをもたらす。加えて、適切に対応するのはトリッキーなサーキットでもあるが、我々は勝つことを切望し、闘志を燃やしているので、最高の形で臨めるように最高の形で到着できるよう今週も頑張っていく」

バルテリ・ボッタス
「最後の数周はシャルルに仕掛けられるように近づくためにあらゆることを試した。でも、今週末のフェラーリはストレートでとても速かったので、十分に近づくのが難しかった。できる限り激しく攻めたが、近づくたびにフロントがロックアップするようになった。優勝できなかったのは残念だが、今日の僕たちのパフォーマンスには実際かなり期待が持てた。シーズン中で最も難しいレースのひとつになると予想していたモンツァだったが、実際フェラーリに挑戦することができたので、その事を確認できてよかった。その点からで言えば、全体的によいレースだったし、ポジティブな気持ちでイタリアを離れることができると思う。データ上では、今後のレースはもう少し僕たちに有利になるはずなので、今後数週間はフェラーリやレッドブルとバトルするのを楽しみにしている」

ルイス・ハミルトン
「シャルル、おめでとう。バルテリと僕からのプレッシャーを考えれば、彼は素晴らしい仕事をした。フェラーリはストレートでとても速かったので、離されないようにするのは難しかった。今日は僕たちの日ではなかったと思う。あれほど接近して他のマシンを追いかけながら、先頭に立つことができないのはがっかりするものだ。でも、最終的に僕たちはコンストラクターズ選手権で大量ポイントを獲得してイタリアを離れることができる。最終的にそれが重要だ。次のレースが楽なものになるとは考えてはいない。来週はファクトリーに行って、いつもと同じプロセスをこなし、マシンの改善方法やレース週末の手順を見直していく。僕自身もシンガポールではもっと良い仕事をしたい。個人的には、フェラーリ、レッドブル、僕たちでのバトルを楽しんでいるし、これからも続いてほしい」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1