メルセデス コンストラクターズ選手権タイトル 2連覇
F1ロシアGPを終えて拠点に戻ったメルセデスが、2年連続で成し遂げたコンストラクターズ選手権タイトル獲得を祝った。

メルセデスのコンストラクターズ選手権タイトル獲得はほぼ決定した状態だったが、F1ロシアGP終了時点で数字的にもタイトル獲得が確定。

メルセデスは、2014年もロシアでコンストラクターズ選手権制覇を達成しているが、今年はF1ドイツGPが中止されたため昨年より1戦少ないレース数で連覇を決めた。

12日(月)、チーム拠点であるブラックリーで開催された祝賀会には、メルセデスのメンバーに加え、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグも参加。また、メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズがあるブリックスワースでも行われた。

メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「チーム全体を祝したい。我々は再びやり遂げた。今回のチャンピオンシップはドライバー、ブリックスワースとブラックリーのチーム、全員が一致団結して獲得したものだ」とコメント。

「カート時代から、誰もが口にするタイトルはドライバー個人に与えられるものだったが、今回はニコとルイスの二人がウイナーだ」

「昨日はニコを失望させてしまったが、彼は当初からチームの基礎メンバーとしてやってきてくれたし、今あるこのチームを作り上げるために力を尽くしてきた。今回のチャンピオンシップは彼のものでもある。ルイスは絶好調の波に乗っており、素晴らしいシーズンを過ごしている。2013年の加入以来、このチームにすっかり溶け込み、彼の決意とハードワークで我々の進歩を支えてくれた。我々は彼ら二人に恩がある。このスポーツは動きが非常に速いので、次の週末のチャレンジに集中していかなければならない」

「とはいえ、今日は時間を取って“ワールドチャンピオン”の言葉の意味を考えるべきだ。今年は自分たちが世界一だと言える。正直、本当に特別なことだと思う。だが、誰ひとりとして、これが将来の成果をもたらすものだと思うほど十分に満足しているわけではない。もし、もう一度自分たちをチャンピオンだと呼びたければ、2016年に向けてさらにハードに、そしてさらに改善して取り組んでいかなければならない」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1