マクラーレンF1に危機感 ノリス「現時点でレッドブルとフェラーリに及ばない」
マクラーレンのランド・ノリスは、バーレーンでの2026年F1プレシーズンテストを経て、現時点での勢力図について率直な見解を示した。レッドブルとフェラーリを自チームより上位に位置づけ、特にエネルギー運用の効率性において差があると認めている。

パドックでは、メルセデスが本気のパフォーマンスをまだ見せていないという見方と、レッドブルがすでに主導権を握っているという見方に分かれている。その中でノリスは、レッドブルの電気エネルギー回生と使用の効率性に強い印象を受けたと明かした。

「一見したところ、レッドブルは非常に強力なパワーユニットを持っている。多くのエネルギーを使うことができ、それを高い効率で運用している。彼らがどうやってそれを実現しているのかを理解しなければならない」とノリスは語った。

「正直に言えば、現時点では彼らは我々より明確に一歩先にいる。エネルギー運用でアドバンテージがあれば、それはラップタイムを稼ぐ素晴らしい方法だ。余計なことをしなくても、ただ速く走ることができる」

さらにノリスは、差はパワーユニットだけではないと付け加えた。

「マシン面でも彼らはうまくやっているように見えるし、現時点では我々はフェラーリのレベルにも完全には達していない。我々が改善することは分かっているが、彼らも間違いなく改善する。我々が彼らを打ち負かすには、大きな一歩を踏み出さなければならない」

マクラーレン F1

マクラーレンはバルセロナでのシェイクダウン走行距離ではフェラーリやメルセデスに及ばなかったが、ノリスはバーレーンで149周を走破。その大量のデータは今後に向けた重要な材料となる。

「まだ理解しなければならないことは多いが、今日は多くのことを把握し、クルマへの信頼を高める良い一日だった」とノリスは述べた。

「データの細部を見て、それをパワーユニット全体の改善につなげるのは興味深い。ただ、現時点で我々に必要なのは効率性だ。簡単なことではないし、もし簡単ならすでに実現しているはずだ。これから数日で、どうやって状況を好転させるかを改めて学ばなければならない」

エネルギー運用の重要性については、エンジニアリングを統括するテクニカルディレクターのニール・ホウルディも強調している。

「どこでエネルギーを使い、どこで回収するかを理解することが非常に重要になる」とホウルディは述べた。

「GPSトレースを見ると、より多くのエネルギーを使えているチームがある。同じメーカーの場合もあれば、異なるメーカーの場合もあるが、ラップ中の異なるポイントでエネルギーを投入している。我々はまだその最適な投入ポイントを学んでいる段階だ」

「メルセデスHPPがこのパワーユニットのために信じられないほど努力してきたことは知っている。今年、我々が競争力を持つために必要なエネルギー運用を手にできると疑っていない」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ランド・ノリス