マクラーレン 2025年F1で勝利以外の表彰台獲得でのチームフォト継続に葛藤
マクラーレンは、2023年のシーズン半ばの復活により、トップ争いに安定して加わるようになって以来、集合写真でトップ3の結果を祝ってきた。これは、昨シーズンにMCL38がベンチマークパッケージとして名を馳せ、マクラーレンが最終的にタイトル獲得を成功させる中で勝利が期待されるようになった後も同様だった。
しかし、ランド・ノリスが「今やチャンピオンシップをダブルで獲得できない言い訳はない」と主張したことで、ステラはマクラーレンが今シーズンもその流れを継続するかどうかを問われた。
ステラは、この件についてはチーム全体の意見を考慮した上で、プレシーズン中に議論すべきテーマであることを認めた。
「成功を祝うことは、間違いなく我々の文化を確立する一部だ」とステラは先週バーレーンでメディアに語った。
「表彰台は重要な結果なので、社内で評価している」
「チームの感情も考慮するつもりだ。なぜなら、チームとしてやりたいことは、チームの感情を本当に反映したものでなければならないからだ」
「しかし、我々は間違いなく地に足のついた人間であり、たとえ勝利でなくても、成功を認め、祝うことを続けたい」
「F1の表彰台は依然として非常に重要な結果であり、2年前にこのメディアとの会話をしていたとしても、それはまだ『すごい、これは大偉業だ』と思われていただろう」
「しかし、我々が何をしようとしているのか、近いうちに分かるだろう！」
アンドレア・ステラは、マクラーレンが過去の成功に捕らわれていないことを強調した。マクラーレンはタイトル獲得の成功を繰り返すことに集中している
マクラーレンが昨年のチャンピオンチームであることから、今シーズンはピットレーンの最初のガレージに位置することになるが、これは先週のプレシーズンテストでも明らかだった。
しかし、ステラは、グループにとって誇らしい瞬間であることは認めたものの、マクラーレンの関心は2025年にもその特権を維持することにあると強調した。
「最初のガレージであるという点に関して言えば、チームの誰もが、あなたがほのめかしたように、一瞬、ある意味で『わあ、僕たちが最初のガレージだ』と考えたに違いない」とステラは語った。
「チャンピオンシップを獲得したことによる影響やポジティブな結果のひとつとして、このようなことを考えるとは思ってもみなかった」
「そして、チームの誰もがこのような気づきを楽しんだに違いない」
「だが、チームのことをよく知っているから、これは一瞬の思いだっただろうと分かる。そして、その一瞬の後に『よし、いいぞ。またすべてをゲインできる』という気持ちになる」
「つまり、全員をゼロポイントからスタートさせるようなものだ。そして、プロフェッショナルであること、現在に集中することが重要になる」
「だから、もしそれが一時的に真実だったとしても、その瞬間はすでに過ぎ去った。我々はそれに慣れ、今では完全に現在と未来に集中している」
カテゴリー： F1 / マクラーレンF1チーム
