マクラーレン、2020年F1マシンで“概念的な変更”を計画
2019年、マクラーレンはようやく回復の兆しを見せている。現時点でコンストラクターズ選手権で4位に位置し、ルノーに22ポイントのバッファーを残しているが、トップ3に追いつくにはさらに大きな一歩が必要となっている。
今シーズン、マクラーレンは、低速コーナーでのパフォーマンスを懸念事項として挙げてシーズン全体を通して修正に取り組んできた。F1スペインGPで投入したアップグレードがMCL34の開発に大きな役割を果たした。
2021年には大幅なレギュレーション変更が予定されているが、ジェームス・キーは、マクラーレンの来季マシン『MCL35』で哲学を微調整する可能性があることを示唆した。
「検討する必要があるいくつかの概念的な変更があると思う。とにかく我々は楽しみにしている」とジェームス・キーはコメント。
「2021年にはレギュレーションが変更されるが、我々は前を向いているし、どのようにしてパフォーマンスを生み出し、上位勢に対して本格的な進歩を果たすことができるを見たいと思っている」
「周りの誰もが同じことをしているので、そのためにはいくつかの概念的な変更が必要だと思っている」
「しかし、クルマを取り巻く数字という観点では、実際に悪い場所にあるとは思っていない。シンガポールのようなトラックでは、我々はまだ直線でかなり速いし、効率はまだありますが、少なくとも周りの人と競合して、必要なダウンフォースレベルを生成することができている」
「なおで、基本的にはそれを取り巻く数字を変えることはないと思うが、概念的には少し変わることになるだろう」
カテゴリー： F1 / マクラーレンF1チーム
