マクラーレン、KENWOODとの契約を更新(画像)
マクラーレンは17日、ケンウッドとの無線システムの供給に関するオフィシャル・サプライヤー契約を更新した。2008年シーズンは、ドライバーヘルメットにケンウッドのブランドロゴが貼られる。

マクラーレンとケンウッドは、1991年にパートナーシップ契約を締結して以来、無線システムの供給を通じ日本企業としては最も長い16年以上にわたってパートナー関係を継続している。このたび両社は、この長年にわたるパートナーシップや信頼関係に基づいて、オフィシャル・サプライヤー契約を更新した。

2008年シーズンでは、ケンウッドが小型・軽量化を進めた新デザインのデジタル無線端末を含む、無線システムの供給や技術サポートを行うだけでなく、ドライバーヘルメットのバイザー右部にケンウッドのブランドロゴを掲出することとなった。

ケンウッドには、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームの肖像使用権が与えられ、パートナーシップとロゴ掲出を活かした世界的なプロモーション活動を展開することが可能となった。

ケンウッドは、従来どおりボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームへデジタル無線システムを供給するとともに、昨シーズン同様に専任スタッフによる全面的な技術サポートを行う。

ロン・デニス マクラーレン代表
「1991年シリーズ以来、共に戦ってきたケンウッドとパートナーシップを継続できたことを光栄に思います。2008年シーズンも昨シーズン同様、ケンウッド製無線システムがドライバーとスタッフとのより正確なコミュニケーションを可能にし、我がチームのパフォーマンスを最大限に引き出してくれるものと信じています。」

塩畑一男 ケンウッド代表取締役社長兼CEO
「世界中から各産業の最先端技術が集結した、最も華やかで最も過酷なモータースポーツの世界に参画することは、ケンウッド・ブランドのプレゼンスの証ともなっています。特にF1のトップチームであるボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームと、これほどまでに長くパートナーであり続けられることは当社の誇りです。2008年シーズンも、小型・軽量化を進めた無線端末を含むデジタル無線システムの供給や、ドライバーヘルメットへ当社ブランドロゴを掲出することが決定しましたが、これまでと同様当社の最先端無線技術の粋をこらして開発したデジタル無線機によってチームの勝利に貢献し、同チームがF1界の頂点に君臨できるようサポートしていきます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム