F1 マクラーレン アゼルバイジャンGP バクー市街地コース 2018年のF1世界選手権
マクラーレンは、2018年のF1世界選手権 第4戦アゼルバイジャンGPの舞台となるバクー市街地コースは厳しいレースになると予想している。

開幕3戦で連続ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権でルノーを上回り4位につけているマクラーレン。ロングストレートを特徴とする市街地コースのバクーでは厳しい戦いを覚悟しつつも、チャンスを最大限に生かしてポイント獲得を狙う。

フェルナンド・アロンソ
「去年のバクーでのレースは僕たちにとって思い出に残るレースだった。クレイジーなグランプリだったし、僕たちはそこでシーズン初ポイントを獲得した。当然ながら、今週末もそれを繰り返すことを目指していく。カレンダーに乗ってから短時間しか経っていないが、このサーキットはすでにドライバー間で素晴らしいレーストラックとして知られている。1年で最速のストリートトラックであり、最長でもある。クルマとドライバーにとってかなりタフだけど、それは間違いなくその魅力の一部だ。僕たちは自分たちの制限されている部分、パッケージを改善させる必要のある部分をわかっているし、毎レース週末にテストするためのパーツを持ち込んでいるけど、バクーではパフォーマンスの急激な変化は見込んでいない。でも、僕たちはコックピットに乗り込むたびにクルマの挙動についてどんどん学んでいるし、アゼルバイジャンでもできるだけ多くのポイントを獲得できるようにいつものように持っているすべてを最大限に活用していく」

ストフェル・バンドーン
「バク・シティ・サーキットはかなりタフだけど、楽しいトラックでもあるし、ドライバーにとってかなりチャレンジングだ。文字通り、旧市街の歴史的な中心部を駆け抜ける。去年は本当にクールな経験だった。狭いストリートでオーバーテイクするのは難しい。去年はほとんど見られなかったけど、プロフェッショナルなレースだったし、来週末はこのトラックが僕たちに投げかけるドラマを生かせることを願っている。去年、リアルなオーバーテイクの機会はロングストレートの終わりだけだったので厳しかったし、今年も僕たちにとって厳しいレースになると思う。でも、MCL33で何ができるか見てみるつもりだ。日曜日は正しい戦略を立てることだけでなく、スタートも重要になる。これまでの数戦では最高のスタートができていなかったし、ここはオーバーテイクが厳しいので、スターティングポジションを最大限に生かす必要がある。中国は厳しく戦ったけど、フロアにダメージを負ったことで、前進を果たすのがとても難しかった。中団のタイトなバトルを楽しみにしているし、レースではできる限り多くの前進を果たしたい」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「昨年のイベントを考えれば、バクーのコース上でドラマやアクションが起こるのはほぼ当たり前のことになっているように思う。来週末のレースでは戦略が重要な要因となるだろう。我々のパッケージが日曜日によりパフォーマンスを発揮することはわかっているし、何かが起こった際にい素早く反応できるかが重要だ。自重して、懸命にプッシュし、あらゆる機会を生かさなければならない。二人のドライバーはシーズン序盤戦で素晴らしレースをしているし、彼らがバクーでチャンスを最大限に生かすことを楽しみにしていることはわかっている。高速でチャレンジングなこのサーキットはすでにカレンダーに歓迎され、刺激的な場所になっており、我々はいくつか素晴らしいバトルを目撃している。オーバーテイクが重要であり、日曜日のレースにむけたスターティンググリッドの重要性は過小評価はしていないものの、この歴史的な市街地で繰り広げられるレースがもたらす挑戦を楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1アゼルバイジャンGP