F1 マクラーレン ホンダ
マクラーレンは、ホンダが第2回 F1バルセロナテストの後半に投入を予定している新仕様エンジンに期待を込めている。

7日(火)にスタートしたバルセロナテストでは、再びホンダのパワーユニットにトラブルが発生。ホンダは、今回のパワーユニットは先週にトラブルが発生したものと同じとしているが、開幕戦にむけてこれ以上の走行時間の損失は許されない。

初日のテストについてマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「走行時間を失ってしまったのはよくないことだが、そこまで心配はしていない」とチームのプレスリリースでコメント。

「我々の目的はできるだけ多くのデータを集めることだ。もちろん、走行距離が少なければマシンの理解や開発、パーツの確認を行う時間は減ってしまうが、そもそも現代のF1はシミュレーションが基礎になっており、重要なのはファクトリーに戻ったときに走行データとシミュレーションの値が整合することだ。走行時間は多いに越したことはないが、ここまでのデータを見る限り、予見していた結果といい整合が取れていることには満足している」

「これからさらに進化し、限界性能まで近づいていくためにも、信頼性は重要だ。パワーユニットの問題を調査しているホンダと緊密に連携し、信頼性向上に向けて懸命に取り組んでいく。ホンダは我々のパートナーであり、彼らをサポートしていくし、オーストラリアまでには問題を解決してくれると信じている」

「物事の表面だけ見れば、当然、新たな問題が起きるのはフラストレーションが溜まるが、今日も多くの周回を走行することができている。わずか4時間弱でパワーユニットの交換を完了させ、有用なテストにしてくれた仲間たちを称えたいと思う」

「Test2の中で使用する予定の第2スペックのパワーユニットでは問題が解決していることを期待している。我々に出来ることはまだまだあるので、前進するのみだ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1