マクラーレン・ホンダ
2016年1回目のシーズン中のテストにチームが注目する中、初日の今日は日曜日のスペインGPで入賞したジェンソン・バトンがマクラーレン・ホンダ MP4-31のコックピットに乗り込み、走行を行った。

本日のテストプログラムは、マシン全体の盤石化と準備が目的だった。チームはこれまでの5戦を終えて、開幕以来マシンに導入したアップグレード品の確認とテストを行うとともに、ヨーロッパラウンド開催中も引き続き開発が行われる中、各種コンポーネントの評価を実施した。

午前中は、マシンに測定用のレイクを取り付け、空力の相関テストを行った。

マシンに高い信頼性があったため、午後の走行ではロングランおよびレースのシミュレーションを多数実施した。

デビッド・レディング (マクラーレン・ホンダ チームマネージャー)
「今日はテストがスムーズに進んだ一日でした。チームとマシンの両方が一日を通してうまく機能したため、1日目のテストを計画通りに完了できたことに満足しています。明日はストフェルと同様のプログラムを実施する予定です。今日の作業に磨きをかけ、来週のモナコGPに向けてさらにデータ収集を行います」

中村聡 (Honda R&Dチーフエンジニア)
「スペインGP後のテスト初日は、次戦のモナコを見据えたパワーユニットのセットアップを中心に、86周の走行を行いました。モナコは、低速コーナーが多い市街地コースのため、エンジンの低速回転時のドライバビリティの向上や、パワーユニットのポテンシャルを最大限に引き出すためのセッティングを行いました。 まだ完全ではないので明日も継続して確認を行います。安定した走りで、今後のレースに向けたシャシーのセットアップやエアロテストなどにも貢献できたと考えています」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1