マクラーレン・ホンダ 「4基のパワーユニット制限はチャレンジ」
昨年はシーズンを通して5基のパワーユニットを各ドライバーが使用できたが、今年はさらに制限が厳しくなり、4基までしか認められていない。
マクラーレン・ホンダは、プレシーズンテストでパワーユニットの信頼性に苦しみ、1,087マイルしか走行できなかった。メルセデスのパワーユニットは4チーム全体で11,423マイルを走行している。
ここまでの問題を踏まえ、ドライバーにつき4基のエンジンという新しい制限はマクラーレン・ホンダにとって懸念されるかと質問されたエリック・ブーリエは「いくつかの点ではそうだ」とコメント。
「我々とホンダは、シーズンにつき4基のパワーユニットを走らせるように準備している。だが、昨年いくつかのチームは5〜6基で苦しんでいたので、4基は大きなチャレンジだ」
「だが、我々にとってチャレンジはそれだけではないと思っている」
エリック・ブーリエは、ホンダの問題がマクラーレンのビルドアップにおいて主な制限要因だったことを認め、その他のエリアの信頼性についてはまだ評価できていないと述べた。
「エンジン周りの付属品に信頼性問題があったのは事実であり、我々はマイレージを重ねられなかったので、シャシー面で直面する可能性のある全ての問題を発見できたとは言えない」
「残念ながら、進める順序があり、パワーユニットが動くまで、クルマを開発することはできない」
ジェンソン・バトンは、ホンダの信頼性はチャレンジングだが、ホンダのアプローチとエンジンのドライバビリティは、長期的に楽観的になれる理由を与えてくれていると述べた。
「ホンダに感銘を受けたことのひとつは彼らの決意だ。マクラーレン・ホンダの全員にとって最後の数回のテストは本当にタフな状況だったが、彼らは開幕戦にむけてエンジンを準備するために全力で作業している。それは素晴らしいことだ」
「そして、彼らがシーズンを通して改善し、全力を尽くし、決して諦めないことはわかっている」
「それ以外では、ドライバビリティに本当に感銘を受けた」
「未知数なのは常に心配だけど、僕たちは大きなステップを果たしている」
「エンジンについては最も満足できるエリアだ」
「両側で全員が一緒に非常に密接に働いているし、特定にエリアにおいて、ホンダはマクラーレンを助け、マクラーレンはホンダを助けている。それを見れるのは嬉しい」
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