マクラーレン
マクラーレンは、F1スペインGPでMP4-28に“Bスペック”と呼べるくらいの改良を施す。

マクラーレンは今季、ノーズを高くし、フロントにプルロッド式サスペンションを採用するなど、デザインコンセプトを大幅に変更。しかし、冬季テストからマシンの理解に苦しみ、厳しいシーズンスタートを経験している。

一時は、競争力のあった昨年マシンに戻すことも検討したマクラーレンだが、MP4-28のポテンシャルを開花させるために開発を続ける決断をした。

マクラーレンは、今週末のF1バーレーンGPではこれまでとほぼ同じスペックのMP4-28を使用するが、来月のF1スペインGPで登場するマシンは大きくことなるものになるという。

Auto Motor und Sport は、ウイング、サイドポッド、エキゾースト、フロア、エンジンカバーが一新されると報じている。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、2012年のマシンのコンセプトに戻したいという誘惑には屈しなかったと述べた。

「ノーズは高いままだ。フロントサスペンションもプルロッドのままだ」とマーティン・ウィットマーシュはコメント。

ジェンソン・バトンも、昨年に戻るのではなく、2013年のコンセプトを押し進める判断に賛成している。

「去年の僕たちがとてもコンペティティブだったのは事実だ」とジェンソン・バトンは El Pais に述べた。

「でも(2013年も)それで十分だったかどうかはわからない。長い目で見れば、今あるもので続ける方がいいと思う」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム