マカオグランプリ FIA F3ワールドカップ ランド・ノリス
2017年 マカオグランプリ FIA F3ワールドカップの予選1回目が16日(木)に行われ、マクラーレンの育成ドライバーでヨーロッパF3チャンピオンのランド・ノリスが暫定ポールポジションを獲得した。

マカオGPは、欧州や日本など世界各地で行われているF3シリーズのランキング上位者が、マカオ市街地のコースで戦う伝統のレース。過去にはアイルトン・セナやミハエル・シューマッハらが優勝しており、日本人ドライバーでは、2001年に佐藤琢磨、2009年に国本京佑が優勝を成し遂げている。

伝統ある一戦であるマカオグランプリのなかでも、世界各国のF3ドライバーが参加し世界一を競うFIA F3ワールドカップは、数多くの日本人ドライバーが挑んでおり、今シーズンも7名のドライバーが参戦する。

FIA F3ワールドカップは、木曜日に「予選1回目」、金曜日に「予選2回目」が行われ、両セッションのベストタイム順で土曜日に行われる「予選レース」のスターティンググリッドが決定。予選レースの結果によって日曜日の「決勝レース」のスターティンググリッドが決定する。

午前中のフリー走行を経て、現地時間14時15分から行われた予選1回目。4度の赤旗が提示される例年通り、波乱の多いセッションとなった。

予選1回目のトップタイムを記録したのはランド・ノリス(Carlin)。2番手に0.912秒差をうける2分11秒570をマークした。2番手にはペドロ・ピケ(Van Amersfoot Racing)、3番手にはマキシミリアン・ギュンター(SIM Theodore Racing by PREMA)が続いた。

日本勢のトップは、関口雄飛(B-MAX Racing Team)の6番手。山下健太(B-MAX Racing Team)は11番手、牧野任祐(Motopark with VEB)は14番手、坪井翔(TOM'S)は17番手、佐藤万璃音(Motopark with VEB)は18番手、宮田莉朋(TOM'S)は20番手、DRAGONこと組田龍司(B-MAX Racing Team)はセッション開始直後にクラッシュを喫してタイムを記録することができなかった。

2017年 マカオグランプリ FIA F3ワールドカップ 予選1回目2017 FIA FORMULA 3 WORLD CUP
PosNoドライバーチームタイム
11ランド・ノリスCarlin2分11秒570
226ペドロ・ピケVan Amersfoot Racing2分12秒482
39マキシミリアン・ギュンターSIM Theodore Racing by PREMA2分12秒619
418ダニエル・ティックタムMotopark with VEB2分13秒317
515ジョエル・エリクソンMotopark with VEB2分13秒637
622関口雄飛B-MAX Racing Team2分13秒683
77カラム・アイロットSIM Theodore Racing by PREMA2分13秒739
85サッシャ・フェネストラズCarlin2分13秒818
919セルジオ・セッテ・カマラMotopark with VEB2分13秒884
108周冠宇SIM Theodore Racing by PREMA2分14秒055
1121山下健太B-MAX Racing Team2分14秒281
1225ラルフ・アロンVan Amersfoot Racing2分14秒347
1310ミック・シューマッハSIM Theodore Racing by PREMA2分14秒608
1416牧野任祐Motopark with VEB2分14秒670
153フェルディナント・ハプスブルクCarlin2分14秒688
162ジュアン・ダルヴァラCarlin2分14秒868
1711坪井翔TOM'S2分15秒085
1817佐藤万璃音Motopark with VEB2分15秒416
196デヴリン・デフランチェスコCarlin2分15秒977
2012宮田莉朋TOM'S2分17秒482
2120アレックス・パロウTheodore Racing with Doragp Corse2分17秒992
2223DRAGON(組田龍司)B-MAX Racing Team 



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カテゴリー: F1 / マカオGP / FIA F3