【マカオGP】 ソフィア・フローシュの手術が成功、麻痺の恐れもなし
F3マカオGPの決勝レースで大クラッシュを喫して脊椎を骨折していたソフィア・フローシュの手術が無事に成功。所属チームは“麻痺の恐れはなし”と発表した。

FIA F3ワールドカップに女性ドライバーとして唯一参戦したソフィア・フローシュ(17歳)は、ストレートでコントロールを失ってマシンが宙に浮き、後ろ向きでガードレールを飛び越え、276.2km/hでメディア用の撮影エリアのフェンスにマシン上面から激しく衝突した。

生命を脅かすほどの大事故だったが、ソフィア・フローシュに意識あり、搬送された病院で月曜日に骨折した脊椎の7時間に及ぶ手術を受けた。手足はしっかりと動いているという。

Van Amersfoot Racingのフリット・ファン・アメルスフールト代表は「全てが機能しており、全てが順調だ」と BBC にコメント。

「麻痺が一番の恐怖だった。脊髄が損傷を受ける可能性があったので手術は迅速に行わなければならなかった」

「現在、彼女は回復しており、すべてが非常にうまくいっていることを本当に嬉しく思っている。麻痺の恐れはない」

ソフィア・フローシュは、約2週間病院に入院することになるという。また、マカオGPの主催者はソフィア・フローシュのマシンがロールフープに接触して腰に痛みを訴えて経過観察となっていた坪井翔が、病院を退院したことも発表した。

FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、事故の完全な調査を約束している。

「マカオで重大を事故を受け、FIAは関係者を助け、何が起こったのかを分析するためにスタッフを動員している」とジャン・トッドはコメント。

「我々は状況を監視し、必要な結論を下していく」

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カテゴリー: F1 / マカオGP