ロータス、リスクを冒したE20のデザイン

旧ロータス・ルノーGPは、昨年マシンに革新的な前方エキゾーストを採用したが、レッドブル型のエキゾーストを搭載したマシンに先行を許し、最終的に前方エキゾーストを破棄した。
そのため、エリック・ブーリエは2012年マシンにより従来型のアプローチを要求することもできた。
だが、ロータス E20には再び冒険的なデザインが採用されており、プレシーズンテストではバルセロナとヘレスの両方のトラックでトップタイムを記録した。
「ボスには感謝の言葉しかない」とロータスのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは Auto Motor und Sport にコメント。
「彼には保守的なマシンを要求するあらゆる理由が揃っていた。でも、彼らは革新的であり続けることを奨励してくれた」
「うまくいく場合もあるけど、リクスも多い」
ロータス E20は、2回目のバルセロナテストでシャシーに問題が発覚し、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンのそれぞれ2日間のテストが犠牲になった。
それがなければ、ロータス E20は2012年のサプライズになるかもしれないとされている。
同誌は、ロータスは2012年のエアロダイナミクス面で注意深いアプローチをとっており、E20の皮膚の下に秘密があると報じている。
「空気抵抗を増やすものは組織的に取り除かれている」とジェームズ・アリソンは説明した。
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