アイザック・ハジャー レッドブルF1の“2台目問題”解消か ヒンチクリフが評価

2026年の新レギュレーション下で苦戦するレッドブルは、開幕3戦終了時点でコンストラクターズランキング6位に沈むなど厳しい状況にある。
それでも、ハジャーがマックス・フェルスタッペンに迫るパフォーマンスを見せている点は、チームにとって数少ないポジティブ材料となっている。
ハジャーが示す“対等な存在”としての価値
ヒンチクリフはポッドキャストで、レッドブルの長年の課題であった“セカンドカー問題”が解消されつつあると指摘した。
「もう“セカンドカー問題”はないように見える。ハジャーは素晴らしい仕事をしている」
「確かに、今は両方のマシンが苦しんでいる状況だが、それでも2人の差が非常に小さいのは重要だ」
これまでレッドブルでは、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、リアム・ローソン、そして角田裕毅といったドライバーがフェルスタッペンの隣で苦戦してきた。だがハジャーは、同じRB22で“互角に近い位置”にいると評価されている。
「このマシンはパフォーマンスが高くないが、それでもハジャーはマックスと互角に戦っている。2人の間で行き来しているような状況だ」

苦戦するマシンでも揺るがない存在感
ハジャーは開幕戦オーストラリアGPで予選3番手という速さを見せたものの、決勝はメカニカルトラブルでリタイア。その後も中国GPで8位入賞を果たし、ERSトラブルに見舞われたフェルスタッペンを上回る結果を残した。
日本GPでは再びフェルスタッペンを上回る予選結果を記録したが、決勝では12位まで後退。それでも、マシンの競争力が限定的な中で安定して上位争いに絡んでいる点は評価に値する。
ヒンチクリフは、チームとしての収穫を次のように強調する。
「チームとしては、“正しいドライバーを2台目に乗せた”という点で安心できるはずだ。あとはマシンを本来あるべきレベルに戻すことに集中すべきだ」
フェルスタッペン低調の裏で浮上する主導権争い
一方で、フェルスタッペンのモチベーション低下も指摘されている。2026年型マシンはエネルギーマネジメントやドライビング手法の変化を要求しており、従来型のスタイルを好むフェルスタッペンにとっては適応が難しい状況だ。
元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、こうした状況がハジャーにとって好機になり得ると見る。
「彼は今の状況を楽しめていない。クルマの特性も、求められるドライビングも、彼の望むものではない」
「このレギュレーションでは、これまでと違うアプローチが必要になる。細かなテクニックが大きな差を生む」
「だからこそ、ハジャーにとってはチャンスだ。彼は良い走りをしているし、チームを引っ張る存在になる可能性もある」
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