アイザック・ハジャー F1初年度のノルマは「角田裕毅の70％のポイント獲得」
2025年に3人目のフランス人ドライバーとしてグリッドにつくアイザック・ハジャーは、リアム・ローソンに代わってレッドブル・レーシングのジュニアチームであるレーシングブルズ（旧Visa Cash App RB）からF1デビューを果たす。
アイザック・ハジャーは角田裕毅とともにレーシングブルズと1シーズン（2025年）のみの契約を結んだ。セルジオ・ペレスとフランコ・コラピントの将来をめぐるスリルの中、若いフランス人ドライバーはキャリア2度目となるF2でのシーズン終盤戦に集中した。4勝を挙げ、最終戦アブダビGPまでタイトル争いに加わっていた。
舞台裏では、ハジャーは自分の将来が少なくとも2025年のレッドブルF1チームのサードドライバーというポジションに向かって発展していくことを知っていた。セルジオ・ペレスの離脱は、わずか1週間足らずでこのフランス人ドライバーの運命を加速させた。来シーズンはレギュラードライバーとなる。
2025年のみの契約、更新可能
レッドブルのルーキーではよくあることだが、アイザック・ハジャーは1シーズン限りの契約を結んだ。実際、ハジャーは日本人チームメイトである角田裕毅のポイントの一定割合をベンチマークとして達成すれば、2025年9月に更新される可能性がある。
この条項は、2025年にデビューする若きアンドレア・キミ・アントネッリに見られるように、若手ドライバーにとってはごく普通のものだが、ハジャールにとってはチームメイトの角田裕毅が唯一のベンチマークとなる。第14戦ハンガリーGPで、ハジャーはチームリーダーの角田裕毅の70％のポイントを獲得しなければ自動更新されないようだ。レッドブル・ファミリーに属する多くのドライバーが過去に経験したことのあるプレッシャーだ。
アイザック・ハジャールのデビュー時の推定年俸は80万ユーロ
アイザック・ハジャールの年俸はレッドブルの世界ではかなり標準的なもので、2025年シーズンの年俸は約80万ユーロ（約1億3000万円）に設定されている。これは2026年、彼がサーキットで好成績を収めれば増額される可能性がある。
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