インディカー 佐藤琢磨
インディカーが1月15日(火)にセブリングで2019年初となるテストを実施。5チーム11名のドライバーが参加し、ジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン))がトップタイムを記録。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は3番手タイムを記録した。

来月のインディカーのオープンテストに先立ち、5チームが割り当てられたテスト日数の1日を利用し、セブリングで9時間にわたってテストを実施した。

トップタイムはジェームス・ヒンチクリフが記録した51.37秒。2番手には0.09秒差でザック・ビーチ(アンドレッティ)、そして、3番手には佐藤琢磨が0.11秒差で続いた。

今年チップ・ガナッシから参戦するフェリックス・ローゼンクヴィストは0.6秒差で12番手、昨年までザウバーのF1ドライバーを務めていたマーカス・エリクソン(シュミット・ピーターソン))は0.63秒差で8番手だった。

シュミット・ピーターソン・モータースポーツのゼネラル・マネージャーを務めるテイラー・キールは、二人の仕事に満足していると述べた。

「ジェームスは午前と午後で最速だったし、良い一日だった」とテイラー・キールは Autosport にコメント。

「ジョームスは80周を走行し、オフシーズンに行った多くの作業を検証することに集中した。昨年我々が苦しんだいくつかのエリアに改善が見られた」

「速いときもあったが、一貫性がないときもあった。そのため、我々はより予想可能なパッケージを作り、決勝日に一貫性を保てるようにいくつかのことを大きく変更した」

マーカス・エリクソンは120周を走行。テイラー・キールは、コンディションの変化がエリクソンにとって“まったく異なる変化”だったと述べた。

「典型的なセブリングだった。先月見ていたものとは全く異なるトラックだった!」とテイラー・キールはコメント。

「クルマのセットアップに関して、マーカスにとっては出発点からのスタートとなった。だが、それは悪いことではなかった。条件がどうであれ、彼がクルマを完全に快適に感じられるようになることが我々にとっては重要だ」
「我々は彼にクルマの特定の変化にとってどうなるか、セントピーターズバーグやロングビーチ、バーバーに行くときに何を求めるべきかを知ってもらいたかった」

「そのため、我々は、最初のテストでは彼に感じてもらいたい多くの高価なアイテムを含めた簡単なテストプランを用意した」

PosDriverTeamCarTime Gap
1.James HinchcliffeSchmidt PetersonDallara-Honda51.37s
2.Zach VeachAndrettiDallara-Honda51.46s+0.09s
3.Takuma SatoRahal Letterman LaniganDallara Honda51.48s+0.11s
4.Ryan Hunter-ReayAndrettiDallara-Honda51.62s+0.25s
5.Alexander RossiAndrettiDallara-Honda51.66s+0.29s
6.Ed JonesEd CarpenterDallara-Chevrolet51.85s+0.48s
7.Felix RosenqvistGanassiDallara-Honda51.97s+0.60s
8.Marcus EricssonSchmidt PetersonDallara-Honda52.00s+0.63s
9.Spencer PigotEd CarpenterDallara-Chevrolet52.03s+0.66s
10.Marco AndrettiAndrettiDallara-Honda52.13s+0.76s
11.Graham RahalRahal Letterman LaniganDallara-Honda52.23s+0.86s


このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / インディカー