インディカー・シリーズ
インディカーは25日(火)、2018年ユニバーサルキットでの初テストを完了。シボレー搭載マシンをファン・パブロ・モントーヤ、ホンダ搭載マシンをオリオール・セルビアが走らせた。

インディカーは2018年から共通のエアロキットを導入。チームが独自のプログラムを開始する前に、新パッケージでの最初のテストが実施された。

ファン・パブロ・モントーヤがシボレーのエンジンを搭載したチーム・ペンスキーのマシン、オリオール・セルビアが、ホンダのエンジンを搭載したシュミット・ピーターソン・モータースポーツのマシンを走らせた。

“NEXT”と呼ばれるこの共通エアロキットは、2012年に導入されたダラーラ IR-12シャシーをベースとしているが、現行バーションよりも軽量で、ダウンフォースの66%をクルマの下から発生する。

上面の空力パーツを複雑さを減らすことで乱気流を減少し、後続マシンが接近し、オーバーテイクがより容易になることが期待されている。また安全性の強化も図られた設計となっている。

ユニバーサルキットへの切り替えは、コストの削減と新チームの参入の促進も大きな目的となっている。

インディカーの競技委員長を務めるジェイ・フライは、新しいボディワークの初期経費を合理的の額に抑えることがプライオリティだったとし、「我々が最初に考えていたほど大きくはなかった」と述べた。

また、新しいエアロキットは複雑さが軽減されることで、交換パーツが少なくなることが予想されている。

ジェイ・フライは、マシンを製造するダラーラとチームのために3年の固定費契約も議論している。

「年間コストは現行マシンよりも30~40%は抑えられるはずだ」とジェフ・ブライはコメント。

インディカーのコスト削減を長きにわたって求めてきたシュミット・ピーターソン・モータースポーツのチーム代表を務めるサム・シュミットは、2018年の変更は完全なソリューションではないものの、良いステップだと述べた。

「2018年マシンのコストは十分に深堀していないが、我々が組んだ予算よりも少なくなるはずだ」とサム・シュミットはコメント。

「まだ必要とするようも多いが、正しい方向への第一歩だ」

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カテゴリー: F1 / インディカー