ヒュルケンベルグ 「2024年からF1ドライバー市場で椅子取りゲームが始める」
ニコ・ヒュルケンベルグは、2026年のレギュレーション改正を前に、F1ドライバー市場で「椅子取りゲーム」が起こると予想している。

セバスチャン・ベッテルの引退をきっかけに多くの動きがあった昨年とは異なり、2024年シーズンのドライバー登録に大規模な変更はない。

今年初めにアルファタウリでニック・デ・フリースがダニエル・リカルドと交代した以外は、今季開幕を迎えたドライバーの大半はすでに来季の所属チームが決定している。

唯一空席が残っているのはウィリアムズで、ローガン・サージェントにプレッシャーがかかっているものの、残留する意向であることが確認されている。

しかし、ヒュルケンベルグは現在から次の2026年にレギュレーションが変更されるまでの間に、多くの移籍があると予想している。

F1ドライバー市場の今後の進化について「今とその間のギャップはまだ大きいと思う」とヒュルケンベルグは語った。

「つまり、レギュレーションはかなり大きな変更になるようだし、来年の初めにはそのことが気になり始めるだろうね」

「来年は“椅子取りゲーム”のようなことが起きると思うし、自然と物事がうまくいくようになると思う。何が起こるか、どのようにパフォーマンスするか、そして、ドライバーの価値がどれほど強いか次第だ」

F1ドライバー

一方、アレックス・アルボンもヒュルケンベルグの見解に同調し、多くのドライバーがF1の最新時代で最も競争力のあるポジションに確実に就こうとするだろうと語る。

アルボンは、ウィリアムズ・レーシングにとって素晴らしい一年の中で、勝利を目指して戦えるチームに戻りたいと認めているが、それまでに移籍する可能性があるドライバーの1人である。

「そうだね、ニコが言ったとおりだと思います」とアルボンは付け加えた。

「もちろん僕たちはそれに注意を払っているけど、ドライバーよりもチームがそれに注意を払っていると思う」

「僕たちは自分たちの仕事に集中しなければならない。ニコが言った通り、僕たちは自分たちの株を持っていて、それを上げたり下げたりするのは自分たちのパフォーマンスだと思う。そして、本当にそれだけだ」

「これまで以上にそう思う…分からないけどね。僕はこのスポーツに長く携わっていないけど、、2026年頃にパドック全体から大きな動きがあるように思える。その頃には、ニコが言ったように、大きな椅子取りゲームが開催されることになるだろう」

角田裕毅は、2024年のアルファタウリへの残留が決まったが、ホンダとのつながりがあるため、この先、移籍する可能性もある。

ホンダとレッドブルは良好なパートナーシップを継続することで合意することができず、日本のホンダは2026年のレギュレーション改正でアストンマーティンにエンジンを供給することで合意した。

「ドライバーのラインナップについて話すのは、今とても怖い! どうなるか見てみよう」と角田裕毅は語った。

「明らかに、今は僕に関してはレッドブルファミリーなので、もし自分がレッドブルの一員になれたら素晴らしいと思う。ホンダにもそうだ。それがどのように見えるかを見てみるつもりだ。でも、僕の意見も彼らのコピー&ペーストだと思う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ニコ・ヒュルケンベルグ / F1ドライバー / ハースF1チーム