ヒスパニア・レーシング
ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスは、新しいF1チームにとって経験不足のドライバーラインナップが“不利”であると認めた。

2010年にグリッドに並んだ3つの新チームのうち、2名ともルーキードライバーを揃えたのはヒスパニア・レーシングだけとなっている。

「(ブルーノ)セナと(カルン)チャンドックには満足しているが、現時点で彼らのF1での経験不足が不利になっておることを否定するのは虚しいことだ」

ヒスパニア・レーシングは、グランプリ週末の金曜日ドライバーとして、元スーパーアグリとスパイカーのドライバーだった山本左近と契約したが、その山本左近でさえ、コックピット獲得のために資金を持ち込んでいる。

「ロータスがしたように、我々はヤルノ・トゥルーリやヘイキ・コバライネンのようなドライバーを雇うことはできなかった」

「我々は優れているだけでなく、予算を持ったドライバーを選らばなければならなかった」と語るコリン・コレスは、山本左近が「ブルーノとカルンよりも経験があるので」ヒスパニア・レーシングを前進させてくれるだろうと考えている。

ヒスパニア・レーシングは、バルセロナでF110に新しいパーツを搭載することを発表しているが、コリン・コレスは「クルマを速くするために必要な作業はたくさんある」と認めている。

ダラーラとのシャシー契約の終わりは、2010年マシンの開発プロセスを複雑にしているが、コリン・コレスは、ヒスパニア・レーシングはまもなく風洞と契約を発表する予定なので、独自にエアロダイナミクスを開発できると語る。

「我々のライバルは我々のかなり先にいるが、それでも最終的にヒスパニアは新チームの一番になれると信じている」

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カテゴリー: F1 / HRT