マルク・マルケス、史上最年少MotoGP王座に「まだ夢を見ているよう」
マルク・マルケスは、1983年にフレディ・スペンサーがホンダで樹立した21歳258日を大幅に更新する、20歳266日という史上最年少記録で、MotoGPチャンピオンを獲得した。
30年ぶりの偉業を達成したマルク・マルケスは、開幕戦カタールGPで3位表彰台に立ち、第2戦アメリカズGPでは、1982年にフレディ・スペンサーが樹立した史上最年少ポールポジション記録と、史上最年少優勝記録を31年ぶりに更新して世界中の注目を集めた。
以後も安定した走りで表彰台に立ち、ルーキーとしては史上最多の6勝、16度の表彰台最多登壇記録を樹立するすばらしいリザルトでタイトルを獲得した。
今年のマルク・マルケスは、9度のポールポジション獲得で自らの速さをアピール。決勝では、6勝を含む16度の表彰台に立ち、11戦でレース中のファステストラップをマーク。シーズンを通じて、速さと安定感を兼ね備えていることを証明した。
タイトル王手で最終戦バレンシアGPを迎えたマルク・マルケスは、予選では今季最多となる9度目のポールポジションを獲得。決勝では、逆転チャンピオン獲得に向けて、アグレッシブな走りをするホルヘ・ロレンソとの対決を避け、着実に走って3位でフィニッシュした。
レースではダニ・ペドロサが、2位でフィニッシュしし、ホンダは、最高峰クラスでは3年連続20度目(全クラス通算62度目)となるコンストラクターズタイトルを獲得。この2つのタイトルに加え、前戦日本GPでは、Repsol Honda Teamがチームタイトルを獲得しており、ホンダは2年ぶりに3冠を達成した。
マルク・マルケス
「本当に長いレースでした。もしかしたら、これまでのキャリアで一番長いレースだったかもしれません。スタートのときは、とてもナーバスになっていました。ホルヘ(ロレンソ)はいつものようにとてもいいスタートを切りました。僕は、どういう戦略で戦えばいいのか分かりませんでした。とにかく、ホルヘとダニについていき、そのポジションで落ち着くのを待ちました。終盤は、チャンピオンシップを獲得するためには、今のポジションで安全だということが分かったので、プッシュしないことにしました。最高の一年でした。まだ夢を見ているようです。最初の年でこんな結果は期待していませんでした。とてもうれしいです。チーム、家族、そしてもちろん、Hondaやすべてのスポンサーに感謝したいです。すべての人のサポートや、世界中のすべての僕のファンの応援は、すばらしいものでした。このチャンピオンシップをみんなに捧げたいと思います」
鈴木哲夫 (HRC代表取締役社長)
「HRCのファクトリーチームであるRepsol Honda Teamにとっては、とてもエキサイティングなシーズンでした。マルク・マルケスとダニ・ペドロサが、すべてのレースで勝利に向けてチャレンジしました。Hondaは、3年連続でコンストラクターズチャンピオンシップを獲得、そしてHondaの歴史では、62度目のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得できたことを、とても誇りに思います。優れたパフォーマンスを発揮し、MotoGP初年度にタイトルを獲得するという偉業を達成。ここまで多くの記録を破ってきたルーキーのマルケスに、おめでとうと言いたいです。ダニはザクセンリンクでケガをしてしまい、残念でした。しかし残りのシーズンで、ギャップを縮めるために一生懸命がんばりました。2014年に向けて、再び戦う準備ができていることと思います。そしてすべてのスポンサーやテクニカルパートナーのさまざまなサポートに感謝します。また世界中のファンのサポートにも感謝しています」
関連:MotoGP:マルク・マルケスが史上最年少でチャンピオン獲得
カテゴリー: F1 / ホンダF1 / MotoGP
30年ぶりの偉業を達成したマルク・マルケスは、開幕戦カタールGPで3位表彰台に立ち、第2戦アメリカズGPでは、1982年にフレディ・スペンサーが樹立した史上最年少ポールポジション記録と、史上最年少優勝記録を31年ぶりに更新して世界中の注目を集めた。
以後も安定した走りで表彰台に立ち、ルーキーとしては史上最多の6勝、16度の表彰台最多登壇記録を樹立するすばらしいリザルトでタイトルを獲得した。
今年のマルク・マルケスは、9度のポールポジション獲得で自らの速さをアピール。決勝では、6勝を含む16度の表彰台に立ち、11戦でレース中のファステストラップをマーク。シーズンを通じて、速さと安定感を兼ね備えていることを証明した。
タイトル王手で最終戦バレンシアGPを迎えたマルク・マルケスは、予選では今季最多となる9度目のポールポジションを獲得。決勝では、逆転チャンピオン獲得に向けて、アグレッシブな走りをするホルヘ・ロレンソとの対決を避け、着実に走って3位でフィニッシュした。
レースではダニ・ペドロサが、2位でフィニッシュしし、ホンダは、最高峰クラスでは3年連続20度目(全クラス通算62度目)となるコンストラクターズタイトルを獲得。この2つのタイトルに加え、前戦日本GPでは、Repsol Honda Teamがチームタイトルを獲得しており、ホンダは2年ぶりに3冠を達成した。
マルク・マルケス
「本当に長いレースでした。もしかしたら、これまでのキャリアで一番長いレースだったかもしれません。スタートのときは、とてもナーバスになっていました。ホルヘ(ロレンソ)はいつものようにとてもいいスタートを切りました。僕は、どういう戦略で戦えばいいのか分かりませんでした。とにかく、ホルヘとダニについていき、そのポジションで落ち着くのを待ちました。終盤は、チャンピオンシップを獲得するためには、今のポジションで安全だということが分かったので、プッシュしないことにしました。最高の一年でした。まだ夢を見ているようです。最初の年でこんな結果は期待していませんでした。とてもうれしいです。チーム、家族、そしてもちろん、Hondaやすべてのスポンサーに感謝したいです。すべての人のサポートや、世界中のすべての僕のファンの応援は、すばらしいものでした。このチャンピオンシップをみんなに捧げたいと思います」
鈴木哲夫 (HRC代表取締役社長)
「HRCのファクトリーチームであるRepsol Honda Teamにとっては、とてもエキサイティングなシーズンでした。マルク・マルケスとダニ・ペドロサが、すべてのレースで勝利に向けてチャレンジしました。Hondaは、3年連続でコンストラクターズチャンピオンシップを獲得、そしてHondaの歴史では、62度目のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得できたことを、とても誇りに思います。優れたパフォーマンスを発揮し、MotoGP初年度にタイトルを獲得するという偉業を達成。ここまで多くの記録を破ってきたルーキーのマルケスに、おめでとうと言いたいです。ダニはザクセンリンクでケガをしてしまい、残念でした。しかし残りのシーズンで、ギャップを縮めるために一生懸命がんばりました。2014年に向けて、再び戦う準備ができていることと思います。そしてすべてのスポンサーやテクニカルパートナーのさまざまなサポートに感謝します。また世界中のファンのサポートにも感謝しています」
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