ホンダF1 山本雅史 「フェルスタッペンがエンジン開発を加速させた」
ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、マックス・フェルスタッペンがホンダのF1エンジン開発を加速させたと語る。

ホンダF1とレッドブル・レーシングのパートナーシップは2019年に始まり、同年にマックス・フェルスタッペンが3勝を挙げるなど、レッドブル・ホンダF1は早い段階で成功を収めた。

今シーズン、レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンが、ドライバーズチャンピオンシップでルイス・ハミルトンにわずか8ポイント差の2番手につけており、本格的にタイトルに挑戦している。

「彼(フェルスタッペン)は日本で非常に人気があります」と山本雅史で RacingNews365 に語った。

「人々は、マックスとルイスが非常に精密なドライバーであることを知っています」

「唯一の違いは、昔、F1は日本で本当に人気がありしたが、今はそれほど人気がないということです。誰もが(アイルトン)セナと(アラン)プロストを知っていますが、今ではF1はあまり人気がありません」

「4人のホンダドライバーの中で、マックスはエンジニアではないですが、彼のフィードバックは最も正確だ。実際、2019年から、マックスと協力した後、彼のフィードバックによって私たちの開発は加速しました」

マックス・フェルスタッペンのホンダF1と仕事を、フェルナンド・アロンソの特徴と比較するよう求められた山本雅史は、マクラーレン・ホンダがフィールドの後方を走ていたのに対し、レッドブルとホンダは上位に戦っているため、状況は異なっていると明言を避けた。

ホンダが、2018年にアルファタウリ、そして、1年後にレッドブル・レーシングとの新しい関係に繋がったのは、F1のターボハイブリッド時代におけるマクラーレンとの失敗にあった。山本雅史は、ホンダがメルセデスより最大4年遅れてパワーユニットの開発を開始したことがその要因だと指摘した。

「当初は準備が不十分でした」と山本雅史は語る。

「我々はメルセデスに比べて非常に遅く、おそらく3~4年後に開発を開始しました。そのため、メルセデスを捕まえるのに苦労しました」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング / マックス・フェルスタッペン