ホンダF1、2021年型F1エンジンで熱力学的効率を大幅に改善
ホンダF1は、最後のF1シーズンとなる2021年のF1世界選手権にむけてF1エンジンの開発を強力にプッシュしていると報じられている。

ホンダは2021年シーズン限りでF1から撤退することを決定。ホンダF1のマネジメント陣は、元々2022年シーズン向けて開発を進めていた新型F1エンジンを前倒しして投入することを決定したとされている。

「ホンダF1は燃焼要素で大きな一歩を踏み出し、熱力学的効率を大幅に改善したと聞いている。電気コンポーネントはテストベンチでも非常に有望なようだ」と Autosprint のテクニカルアナリストを務めるパオロ・フィリセッティは伝えている。

「例えば、エンジンの吸気圧と排気圧、およびマシンから出ていくガスの変化と温度も精査されている」

また、2021年はF1レギュレーションがかなり安定しているが、レッドブル・レーシングも2021年F1マシンに大幅な変更を施しているとパオロ・フィリセッティは語る。

「まずはアブダビで導入されたサスペンションだ。ジオメトリに変更が加えられている」とマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンを果たした最終戦F1アブダビGPに言及した。

また、ギアボックスも新しい形状に再設計され、レッドブル・ホンダのF1マシン『RB16B』が今季の空力変更にうまく対応できるはずだと指摘した。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング