ホンダ 八郷隆弘社長 「来年はレッドブルとF1チャンピオンを獲りたい」
ホンダの八郷隆弘社長が、11月10日(日)ツインリンクもてぎで開催された「Honda Racing THANKS DAY 2019」で挨拶。F1を含めた2019年の国内外のモータースポーツ活動を振り返るとともに、来季はレッドブルと“何が何でもシリーズチャンピオンを獲りたいと思っています”と力強く語った。

今年で12回目の開催となるHonda Racing THANKS DAY 2019。

国内外で活躍している二輪・四輪カテゴリーの選手が一堂に会し、さまざまなレーシングマシンによるデモンストレーション走行や同乗体験走行など、ホンダならではの多彩なプログラムが行われた。

「ホンダは今年、1959年のマン島TTレース出場以来、レース活動60周年を迎えました。ちょうど私が生まれたときが1959年で、私の人生と同じ年月をレースに挑戦してきたということで、改めて感激をしております。そして、長きにわたり、レース活動を応援してくださったファンの皆様に改めて感謝を申し上げます。ありがとうございます」と八郷隆弘社長はコメント。

「そのような節目の今年、どのようなレースだったかと言うと、2輪ではMotoGPでマルク・マルケス選手が4年連続6回目のシリーズチャンピオンを獲得してくれました。トライアルではトニー・ボウ選手が前人未到の13連覇、MXGPではティム・ガイザー選手がチャンピオンを獲得し、世界選手権の主要3カテゴリーでチャンピオンを獲得することができました。また国内選手権においてはロードは残念な結果でしたけれども、トライアル、モトクラスと2つのカテゴリーでチャンピオンを獲得し、世界一の2輪メーカーとして充実したシーズンを送ることができました。皆さんのご声援、本当にありがとうございます」

「国内においては4輪でSUPER GT、スーパーフォーミュラ、残念ながらシリーズチャンピオンを逃してしまいました。残念な結果でしたが、来年にむけてチャンピオン奪還にむけて非常に力強く努力をしていきたいと思っています。何が何でもチャンピオンを奪還してきますので、皆さんの声援、宜しくお願いいたします」

「また、海外ではここにいる佐藤琢磨選手がインディ500は残念な結果でしたが、シーズン自己最多の2勝ということで、勝利を飾ってくれました。来年こそシリーズチャンピオンを獲ってほしいという風に思っていますので、皆さんもよろしく応援をお願いします」

「また、F1では2015年の復帰以来、4年間の苦しい努力の結果、今年、オーストリアGPで復帰初優勝を果たすことができました。本当に苦しい4年間でしたが、実を結んで大変うれしく思います。また、ドイツGPではレッドブルが2勝目を挙げ、ここにいるクビアト選手が3位に入り、ダブル表彰台も獲得できました。本当に皆様の応援ありがとうございます。そして、日本GPでは山本(尚貴)選手がフリー走行に出場し、日本中のファンの皆様を盛り上げてくれました。F1、あと2戦残っていますが、全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します」

「そして、来年はレッドブルとともにシリーズチャンピオンを何が何でも獲りたいと思っていますので、こちらのご声援もよろしく願います」

「レース挑戦60周年という節目の年、今お話ししましたように皆様の期待に応えられる結果を残せたのではないかなと思っています。ホンダはこれからもモータースポーツで勝ちにこだわり、勝つことに挑戦していきますので、皆さん、これからもよろしくお願いいたします」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング