ホンダ F1 パワーユニット
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ホンダのパワーユニットの安定した進歩によって、現在ではトロ・ロッソが搭載する2015年のフェラーリエンンジンよりも速くなったと述べた。

「我々のパフォーマンスはまあまあ良かったと思います。我々はちょうどトップ3チームの後ろだと思いますし、レースペースはいいと思います」と長谷川祐介はシンガポールGPのレース後にコメント。

「かなり良いレースはできるが、それでもトップ3チームの後ろだと思っていました」

F1シンガポールGPの予選では2台のトロ・ロッソがマクラーレン勢を上回っており、フェルナンド・アロンソは9番グリッド、ジェンソン・バトンはQ2で敗退して13番手だった。

長谷川祐介は、ホンダのパワーユニットはまだパワーとパフォーマンス面で現行のフェラーリとルノーには遅れをとっていると認める。

「データを分析したわけではありませんが、それが事実であれば、トロ・ロッソのシャシーはとても良いということになります」

残り6戦で、マクラーレン・ホンダは、コンストラクターズ選手権でトロ・ロッソを上回って6位につけている。

「ホンダエンジンは旧型のフェラーリエンジンよりも少しいいと思っていますし、トロ・ロッソのシャシーはこのサーキットにとても合ってたと思います」

「両方のドライバーは、今週末のすべてのフリープラクティスで奮闘していましたが、ありがたいことに予選以降でクルマはかなり改善し、安定した良いレースペースを持っていました」

「フェルナンドがスタートでとても良い仕事をしたのは明らかです。彼は4つ順位を上げて5番手までジャンプアップしましたし、それはとても良かったです。それでも、彼のレースペースはとても競争的だったと思います」

「フェルナンドとチームにとって喜ばしいリザルトでした。我々はレースでペースを示すことができましたし、トップ3チームに続くポジションを獲得できました」

「ジェンソンは、不運にもスタートでペースを大きく減少される事故に巻き込まれてしまい、最終的にクルマをリタイアさせなければなりませんでした」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1