ハースF1 小松礼雄 「コンストラクターズ6位を争えるとは思っていなかった」
1月にギュンター・シュタイナーが退任した後、その役割を引き継ぐことになった小松礼雄は、ハースF1チームが今年、どの順位につくのか控えめな予想を示した。
しかし、ハースF1チームは今シーズンここまで力強いパフォーマンスを見せており、現在46ポイントを獲得してコンストラクターズランキング6位につけており、最も近いライバルであるRBに10ポイントのリードを保っている。
マシンの継続的な進歩を振り返り、メキシコの週末に小松礼雄は「年間を通じて複数のアップグレードを導入できたのは素晴らしいことです。その一つ一つがマシンのスピードを速めてくれました。これは以前はできなかったことで、大きな自信につながりました」と語った。
「シルバーストーンでは、大幅なアップグレードが行われ、その後オースティンでマシンに施したものはその進化形でした。チーム全体が今どのように作業しているかを見るのは本当に嬉しいことだ」
チーム代表としての初シーズンで6位を獲得することがどれほど意味のあることかと問われると、小松礼雄は「これは全てを意味すると思います。シーズン開始時の目標はチャンピオンシップ8位でした。6位を争えるとは思っていませんでした」と答えた。
「しかし、マシンに導入したすべてのアップグレードとドライバーのパフォーマンスにより、我々は6位を目指して戦っています。これは素晴らしい順位です。誰もがすべてのレースを楽しみにしています。昨年はそうではありませんでした。ですから、我々はチャンピオンシップで6位を獲得するために全力を尽くします」
ハースF1チームは2024年に順調な進歩を遂げており、現在コンストラクターズランキングで6位を維持している。「私が舞台裏で変えた最大のことは、文化、コミュニケーション、一体感、チームとして働くことだと思います」と小松礼雄は説明した。
「私にとってすべては、チームとして働くために何をより良くできるかということに集中しています。なぜなら、私たちはとても小さなチームなので、チームとして働かなければチャンスはないからです」
「しかし同時に、我々は非常に優秀な人材を抱えていると信じています。ですから、その環境を提供し、それをまとめ、彼らを成長させることが重要であり、そして我々のアップグレードに見られるのはその結果だと思います。私はそれについて本当に嬉しく思っています」
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