ハースF1 オリバー・ベアマンをリザーブに起用…6回のFP1を計画
オリバー・ベアマンは、ロバート・シュワルツマンとアントニオ・ジョビナッツィとともにスクーデリア・フェラーリのリザーブとしてすでに確定しており、グランプリに参加できる週末には両方の役割を担うことになる。
18歳のベアマンは、昨年メキシコとアブダビのFP1でハースF1チームをドライブし、シーズン終了後にヤス・マリーナでの行われた若手ドライバーテストにも参加した。今週はバルセロナで2022年型フェラーリSF-75に乗り、F1での走行距離を増やした。
異例なことに、ハースF1チームはすでにベアマンのために6つのFP1セッションという多忙なスケジュールを計画しており、これはルーキーを2つのイベントで走らせるというFIAの規制要件をはるかに超えている。
ベアマンは、イモラ、バルセロナ、シルバーストーン、ハンガロリンク、メキシコシティ、アブダビで走行する予定となっている。
また、プレマチームに残留し、今年2年目のF2に取り組むことになる。
長年ハースF1チームのリザーブドライバーを務めてきたフィッティパルディは今年、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでインディカーに参戦するが、契約発表後もハースとの関係を維持し、日程が衝突しない週末にはリザーブドライバーを務めたいと明言している。
インディカーのシーズンは9月15日に終了し、アメリカでの2戦とブラジルでの1戦を含むF1カレンダー最後の7週末でフィッティパルディは完全にフリーとなる。
ピエトロ・フィッティパルディ「オリバーは昨シーズン、順調に落ち着き、メキシコとアブダビでのFP1走行プログラムとテストプログラムの両方に取り組み、我々にとって素晴らしい仕事をしてくれました」とハースF1の新チーム代表である小松礼雄は語った。
「我々は、彼に2024年のFP1でさらに出場する機会を与えることを楽しみにしている。プレミアムテストを行うため、これは重要な走行時間であり、我々にとってオリバーの進歩を評価するためだけでなく、彼がF1マシンに座れる時間を確保するためでもある」
「ピエトロが6シーズンも我々と一緒にいることは貴重であり、彼は再び継続性を提供し、トラック内外の両方で長年にわたって我々のプログラムに多大な貢献をしてくれている」
「今シーズン、彼がインディカーにフルタイムで乗ることになり、彼が好きなこと、つまりレースができるようになったのは喜ばしいことだが、僕たちにとってはハース・ファミリーの一員でもある」
ベアマンは「来シーズン、マネーグラム・ハースF1チームの一員になれて本当にうれしい。昨年はチームのみんなと一緒に仕事ができて素晴らしい経験ができたし、今年はそれをさらに発展させたいと思っている」とコメント。
「リザーブドライバーの仕事と並行して、FP1を担当するイベントもいくつかある。ハースF1チームとスクーデリア・フェラーリの信頼とサポートに感謝している」
「マネーグラム・ハースF1チームで6年目のシーズンを迎えられることをうれしく思うし、誇りに思うとフィッティパルディは語った。最新のF1走行距離は昨年のアブダビテストだった。
「2024年のFIAフォーミュラ1世界選手権を通して、開発作業を続け、できる限りの方法でチームをサポートすることを楽しみにしている」
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