ロマン・グロージャン
ロマン・グロージャンは、セルジオ・ペレスがもっと良いドライバーになるためには責任を認めることを学ばなければならないと考えている。

セルジオ・ペレスは、F1カナダGPの最終ラップでの事故について、フェリペ・マッサに猛烈な非難を受けた。

無実を主張したセルジオ・ペレスだったが、両ドライバーに27Gのクラッシュを引き起こしたとしてペナルティを科せられた。

フェリペ・マッサは、セルジオ・ペレスを“危険なドライバー”だと呼び、もう信頼することはないと述べている。

また、2012年に多くの事故を起こしたロマン・グロージャンを引き合いに出し、ミスを受け入れることを学ばない限り、評価を下げることになると忠告した。

ロマン・グロージャンは、セルジオ・ペレスがドライバーとして改善するためには非難を受け入れることが重要だと同意した。

「改善したければ、非難を受け入れなければならない」とロマン・グロージャンは述べた。

「クルマが酷い日は、どのようにすればうまくやれるかを考え、心をリセットしなければならない」

「非難によって、人々を信頼できなくなったり、彼らと仕事ができないようになってはいけない。非難は前進するためだけにある」

2012年のF1ベルギーGPで大事故を引き起こしたとして1レースの出走禁止処分を科せられたロマン・グロージャンは、問題を解決するために心理学者と懸命に取り組んだと述べた。

「僕の場合はいくつか重要なポイントでちょっと間違った決断をしてしまった」

「正しいことと、間違っていることとの間にあまり違いはない」

「とにかく取り組む必要がある。僕はそれを心理学者としたし、今でもかなり懸命に取り組んでいる」

「心のなかに正しい課題を持てることが重要だ」

「ある時点で、僕が望んでいた全てはレースに勝つことだった。スタートラインから1コーナー、チェッカーフラッグまで勝つことが全てだった」

「正しいオプションに何も焦点を置いていなかった」

「F1キャリアのなかで最高の時間ではなかったのは確かだ。全員が打ち負かそうとしているときにグリッドに着くには多くのメンタル的な強さが必要だ」

また、ロマン・グロージャンは、今年ここまでセルジオ・ペレスの走りに関して個人的な問題は抱えていない述べた。

「全員がペレスとマッサのインシデントについてそれぞれの見解を持っている」

「今年ここまでペレスと大きなトラブルはない。危険なドライバーはいないと思っている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / セルジオ・ペレス