ジョージ・ラッセル F1オランダGP予選「ポールとの差はタイヤの状態の差」
ジョージ・ラッセルは、F1オランダGP予選でのポールポジションとの大きな差はタイヤの状態によるもので、メルセデス本来のパフォーマンスによるものではないとは考えている。

ジョージ・ラッセルは、Q1とQ2を通じてペースを維持していたにもかかわらず、オランダGPのポールシッターであるランド・ノリスに0.5秒の差をつけられたのはタイヤのオーバーヒートが原因だと考えている。

ラッセルとメルセデスのチームメイトであるルイス・ハミルトンは、過去4レース中3レースで勝利を収めているが、ザントフォールトでF1シーズンが再開された際には、2人はそれぞれ4番手と12番手という予選結果に終わった。

ハミルトンは、車体のバランスに苦しみ、Q2で敗退したが、ラッセルはQ1とQ2でマクラーレンとレッドブルの車に遅れを取らずについていったため、ポールポジション獲得のチャンスがあると感じていた。

しかし、ライバルたちがペースを上げていく中、ラッセルはQ3でコンマ3秒しかタイムを更新できず、ポールポジションのノリスとの差は0.5秒以上に広がった。

「Q2ではラップはまずまずで、マクラーレンと同じペースだったので、ポールポジションを狙えると思ってQ3に臨んだ」とラッセルは語った。

「でも、ペースがまったく上がらなかった」

ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) 2024年F1 オランダGP

ジョージ・ラッセルは、ペースはまだ車にあると確信していたが、最後のアタックラップの終盤でタイヤがオーバーヒートしたことが、最終的なタイムアップの主な要因だと指摘した。

「正直なところ、車に何かが足りないとは思わない」とラッセルは遅れの原因を尋ねられて説明した。「すべてはタイヤに起因する。 僕は本当に好調なラップを走っていて、ランドに匹敵するタイムを出していたと思う」

「タイヤがオーバーヒートして、ラップの後半で予想以上にパフォーマンスが落ちてしまった。 だから、それほど心配はしていない。 4番手はスタートとしては良いスタートラインだし、もっと近づけると思う」

「タイヤをできるだけ冷やしてラップを始めたいが、限界値を1度下回ると、おそらく0.5秒は失うことになる。限界値を1度上回ると、0.1秒は失うことになる。つまり、ある意味でこのスイートスポットのバランスを取る必要がある。それは、崖っぷちに近づいているようなものだ」

「一歩踏み外せばコースアウトしてしまう。それが皆にとっての課題だ」

グリッドの2列目からスタートするラッセルは、先行する2台のマクラーレンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンについていけると信じている。

「マクラーレンとは良い戦いができると期待している。ここ数戦では彼らが依然として最速だと言えるからね。だから現実的には、僕たちはマクラーレンとレッドブルより0.05秒か0.1秒遅いだろう」

「でも、戦略がうまくいってスタートが良ければ、すべてがすぐに変わる可能性もある」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1オランダGP