フォーミュラE、公式バーチャルレース『Race At Home Challenge』を開催
フォーミュラEは、公式バーチャルレース『Race At Home Challenge』を開催することを発表した。

Motorsport Gamesと協力して立ち上げられた『Race At Home Challenge』は、今週土曜日(4月18日)にプレシーズンの非選手権レースでスタート。その後、毎週末に開催され、8ラウンドで構成される。

フォーミュラEが最近発表したUNICEFとのパートナーシップに続き、このシリーズで集められた募金は、世界的なコロナウイルス控訴基金に寄付される。

競技はは、フォーミュラEのコメンテーターを務めるジャック・ニコラスが主催。シリーズのCEOであるジェイミー・リーグル、ドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタとフェリペ・マッサをフィーチャーしたオンライン記者会見で発表された。

フォーミュラEが、F1やインディカー、MotoGPなどの他の主要シリーズと比較してEsportsプラットフォームの立ち上げに時間がかかった理由を質問されたジェイミー・リーグルは「最初にできないならば、違ったもっと良いものにしなければならない」とコメント。

「Race at Home Challengeはかなりユニークな提案だ」

rFactor 2のプラットフォームを使用する『Race At Home Challenge』は、“バトルロワイヤル”スタイルのノックアウト形式となり、各ラップの最後に最後尾にいたドライバーが排除される。それは残りの選手が10名になるまで続き、その後、1周のスプリントでフィニッシュする

8つのチャンピオンシップレースは、通常のフォーミュラEのポイントシステムを維持し、ポールポジションと最速ラップのため追加ポイントも付与される。最終戦はダブルポイントとなる。

今のところ、最初のレースには14名のフォーミュラEドライバーの参加が確認されてる。

ドライバーの多くはすでにモータースポーツの休止期間中に他のEスポーツ大会に参加しているが、ジェイミー・リーグルは、フォーミュラEの大会は他の注目度の高い大会との衝突を回避すると語った。

「我々は、Race At Home ChallengeのフォーミュラEレース専用のスロットを作り出そうとしている。独自のウィンドウを持ち、他のシリーズを尊重したいと思っている」とジェイミー・リーグルはコメント。

「カレンダーにはいつでも見つける余地があるが、目標は本物のレースに戻ることだ」

Race At Home Challengeは、フォーミュラEの公式ウェブサイトとYouTube、Twitch、Facebook、Twitterで放送される予定となっている。

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カテゴリー: F1 / フォーミュラE