F1:マックス・フェルスタッペンのリスタート戦略を封印
F1ドライバーは、セーフティカー後のレース再開にむけてライバルの隣に並ぶことはもはや許可されないと通達された。

F1オーストラリアGPに先立って土曜日に発行されたプレイベントノートのアップデートで、新しいレースディレクターのニールズ・ウィティヒは、リスタート前の特定の操作が禁止されることを明らかにした。

このメモには、競技規則の第55.14条に「ドライバーは一貫性を欠く加速あるいはブレーキングのない、また、他のドライバーを危険にさらす、あるいは再スタートの妨げとなるようなその他一切の行為のない一定ペースで進まなければならない」のリマインドも含まれている。

また、ニールズ・ウィティヒは、どのタイプの移動が許可されないか、そして、何が許容できると考えられるかの例を示す図を提供した。ドライバーは前の車と同じラインをたどることを強制されないが、並ぶことできなくなる。

F1 セーフティカー リスタート

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、3つの連続したレースでセーフティカーがリスタートする前に、ライバルの車に並ぶ戦術を展開した。

2021年の最終戦アブダビグランプリで、元レースディレクターのマイケルマシによって誤って強制された物議を醸した最終ラップの再開の直前に、 レースリーダーのルイス・ハミルトンを煽った。

写真では、マックス・フェルスタッペンが一時的にルイス・ハミルトンを追い抜いたことを示していた。これは、メルセデスF1からのレース後の抗議につながり、最終的にはスチュワードによって却下された。

また、マックス・フェルスタッペンは、バーレーンとサウジアラビアでの今シーズンの両方のレースでのセーフティカーのリスタートに備えてレースリーダーのシャルル・ルクレールに並んで駆け引きをしていた。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / レッドブル・レーシング / マックス・チルトン