「フェラーリはF1のエキストラではなく主役であるべき」と元会長
元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、元F1チームの進歩のなさに失望し、フェラーリはF1において「エキストラではなく主役」であるべきだと述べた。

2000年代前半にフェラーリとミハエル・シューマッハのF1支配期を監督したディ・モンテゼモーロは、2014年シーズンが不調に終わる中、長年務めた役職から退いた。

フェラーリが最後にワールドチャンピオンを獲得したのは2008年だが、F1で最も有名なチームがドライバーズワールドタイトルを獲得した最後のドライバーはキミ・ライコネンであり、2007年が最後となっている。

昨年はレッドブルに挑戦する勢いだったが、シーズン半ばにタイトル争いが見事に崩れ、マックス・フェルスタッペンがチャンピオンに輝いた。2023年、フェラーリはさらに離されてしまった。

ディ・モンテゼモーロは、自身の退任から10年が経過した今、フェラーリにさらなる期待を寄せているという。

「ファンとしては、私はいつも勝つのではなく、最終戦までタイトルを争うフェラーリを夢見ている」とモンテゼーモロはQuotidiano Nazionaleに語った。

「1997年、1998年、1999年、2008年、2010年、2012年と同じように。負けてもいいが、エキストラとしてではなく主人公としてね」

モンテゼーモロは、フェラーリがシャルル・ルクレールをできるだけ長く拘束する必要があると考えるが、マラネッロのチームの問題はドライバーではないと言う。

「彼は優れているし、彼より強いフリーライダーはいないと思う」とモンテゼモーロはルクレールについて語った。

「しかし、現在のところ、誰が赤い車をドライブするかは最も重要な問題ではない。私は会長として、シューミから(ジャン・)トッド、(ロス・)ブラウンから(ローリー・)バーンまで、ドリームチームを作り上げてきた」

スクーデリア・フェラーリ F1

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ