フェラーリ、F1パワーユニットの性能でメルセデス超え?

2014年にF1にV6ターボパワーユニットが導入されて以降、メルセデスが圧倒的な強さで選手権を支配。メルセデスのF1パワーユニットは最強の座を確固たるものにしてきた。
しかし、開幕2戦ではフェラーリが連勝。メルセデスは3戦で未だ勝ち星なしと形勢は逆転。
Auto Motor und Sport はエンジン性能という点でもフェラーリがメルセデスに追いついた可能性があると報道。すでにメルセデスもフェラーリも1000馬力に近いパワーを発生しているとされている。
「GPS計測ではエンジン性能に関してフェラーリがメルセデスに追いついていることを示している」と同紙は報道。
「メルセデスは年間の走行距離を5000kmから8000kmに増やした。だが、フェラーリは冬の間にさらに多くのパワーを見つけていた」
フェラーリのドライバーを務めるセバスチャン・ベッテルも「ストレートではメルセデスに対してタイムを失っていない」と語っている。
Auto Motor und Sport は、FIAがオイル燃焼に関するルールを厳格化したことで、メルセデスが2016年に使用していたオイル仕様に戻していると報じている。
しかし、メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは「測定値は正確ではない。限界では制限値を超えるリスクがあるものだ」とコメント。
一方で、フェラーリがオイル燃焼ルールに関して“完全なリスク”戦略を推進していると Auto Motor und Sport は報じている。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ