フェラーリ
フェラーリは、F14 Tの初期の空力における風洞データとトラック走行との相関関係に自信をみせている。

フェラーリは、最近のシーズンで風洞での励みになるパフォーマンスをトラックに届けることができず、ライバルの開発レートに匹敵することに苦労していた。

フェラーリは、相関関係の問題を改善させるために、2012年末にマラネロの風洞を閉鎖し、大幅なアップグレードを施した。

一時的にケルンにあるトヨタの施設を使用していたフェラーリだが、昨年10月から自社の風洞を稼働させている。

先週のヘレステストは、風洞の改造が改善しているかを示す最初の機会だったが、チームの上層部はその結果に励まされている。

多数の空力テストはデータがマッチしていることを確認しており、それはアップデートを届ける能力についてチームに多くの自信を与えた。

空力面のポジティブなニュースだけえなく、フェラーリの新車F14 Tは、ヘレスで信頼性を示した。

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、まだ本当のパフォーマンスを示していないことを認めたが、ここまで見たものに満足していると述べた。

「現時点ではそれがF14 Tであろうがライバルたちのものであろうが、パフォーマンスレベルを評価することはできない」とステファノ・ドメニカリはコメント。

「重要なのはクルマの開発を続けていくために必要なデータをエンジニアに与えるために可能な限り多くの周回をこなすことだ」

「どんな正確な評価でも時期尚早だ。重要なのは、できるだけ良い形でメルボルンに向かえるよう、今何をすべきかや進むべき方向についてはっきりとしたアイデアを持つことだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ