フェラーリ 599XX Evo グーグル副社長 落札
フェラーリが今年5月に発生したイタリア北部地震の被災者支援のために実施したオークションで、グーグルの副社長が「599XX Evo」を落札していたことが判明した。

F1イタリアGPの予選が行われた8日(土)、モンツァのパドックに1台の「599XX Evo」が搬入され、特別な納車セレモニーが実施された。

この「599XX Evo」は、今年5月にエミリア・ロマーニャ地方を襲った地震で被災された方々を支援する基金のためにフェラーリが用意し、オークションに出品した車輌。フェラーリが世界規模で開催した今回のオークションの中でも特に大きな反響があったアイテムだ。

オークション特別仕様を含め、いくつかの特別装備が施されたこの「599XX Evo」は、140万ユーロ(約1億4000万円)でグーグルの副社長ベンジャミン・スロス氏が落札。カリフォルニア在住のスロス氏は、この特別な日にクリスティーヌ夫人を伴ってセレモニーに出席し、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ、そしてスクーデリア・フェラーリのドライバー、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサから新車のキーを受け取った。

その後ベンジャミン・スロス氏は、チームのモーターホーム前でフェラーリのスタッフと共に記念撮影を行い、特別な一日を過ごした。

イタリアで地震が発生した直後から再建に向けての支援を決意していたというベンジャミン・スロス氏は「今回のオークションに参加して、支援できたことがなによりも嬉しいことです」とコメントした。

フェラーリ 599XX Evo グーグル副社長 ベンジャミン・スロス

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ