2026年F1マシンのスタート論争 ベテラン勢が危険論を一蹴

模擬スタート練習では、一部のドライバーが十分な発進を行えず、グリッド上でのばらつきが確認された。
新エンジンではパワー配分が50対50となり、発進時にもバッテリー残量の確保とエンジン回転の管理が求められるためだ。これによりスタートのばらつきが危険につながるのではないかという議論が起きていた。
バーレーンテスト第2週初日の午前走行後に行われた記者会見で、バルテリ・ボッタスは懸念を一蹴した。
「正直なところ、以前より危険だとは思わない」とボッタスは語った。
「主な違いは、今はホールド回転をより長く維持していることだ。それについては何か解決策を見つける必要があると思う」
「唯一の懸念は、例えば決勝でグリッド後方にいる場合だ。ホールド回転を上げ始めた時点で、すでにスタートライトのシーケンスが始まっているかもしれない。ライトが消える前にターボを十分に回す時間が足りない可能性がある。それは後方のドライバーにとっての問題だ」
「それ以外については、僕たちは解決策を見つけるだろう。ホールド回転が長くなること自体に危険な要素は見ていない」

現在の2026年型マシンでは、発進時であってもエンジン回転とエネルギー回生の完璧なバランスが求められている。
ルイス・ハミルトンもボッタスの見解に同調した。
「間違いなく危険ではない」とハミルトンは語った。
「その“危険”という言い方は外した方がいい。ただ手順が違うだけだ。以前より長い手順になったということだ」
「今のやり方では、5つのライトが点灯しても、消えるまで僕たちは少し長くそこに立っていることになるだろう。でもターボが回っていなくても発進はできる」
「アンチストールが何度か作動する可能性はあるだろう。そこが一部のドライバーにとっては問題になるかもしれない」
「でも危険だとは思わない」
一方、マックス・フェルスタッペンは真面目な見解は示さなかったものの、冗談交じりにこう述べた。
「いつでもピットレーンからスタートすればいい」とフェルスタッペンは笑った。
「後方集団に追いつけばいいんだ。それで問題ない」
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