F1ドライバー、バーレーンでウクライナへのサポートを表明
2022年のF1世界選手権に参戦するF1ドライバーは、バーレーンでF1プレシーズンテストが再開する前日となる3月9日(水)にサキールに集結し、ウクライナへのサポートを示した。

ルイス・ハミルトンはまだバーレーンに到着してないため参加できなかったが、F1ドライバーは『No War』と書かれたTシャルを着て、ウクライナの国旗の前に立ち、最近、ロシアに侵攻された国へのサポートを表明した。

水曜日の午前にハースF1チームを解雇されたニキータ・マゼピンは記者会見を開き、チームが契約を終了する「法的理由はない」と主張して、彼を解雇し、ロシアのタイトルスポンサーであるウラルカリとの関係を断ち切るという決定を非難した。

しかし、水曜日の午後、ニキータ・マゼピンと彼の父親であるドミトリー・マゼピン(ウラルカリの大株主)の両方が、欧州連合(EU)のロシアの新興財閥の制裁リストに追加されたことが明らかになった。

EUは、ロシアがウクライナに侵攻した2月24日のドミトリー・マゼピンとロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談は、彼がウクライナを脅かす「行動または政策を支持または実施している」証拠であると主張した。

ロシアの新興財閥に課せられる制裁には、通常、渡航禁止令とロシア国外の資産の凍結が含まれる。

バーレーンでのF1の連帯行動の前に、フェラーリは紛争の影響を受けたウクライナ人を支援するためにエミリア・ロマーニャ地域が運営する特別基金に100万ユーロ(約1億2800万円)を寄付した。

「フェラーリは、この進行中の人道的危機の影響を受けたウクライナのすべての人と並んで立っている」とフェラーリのCEOを務めるベネデット・ビーニャは語った。

「我々は、対話への迅速な復帰と平和的な解決を望んでいるが、影響を受けたすべての人の苦しみに無関心であり続けることはできない」

「我々の考えと支援は彼らに向けられている。我々はこの状況に即座の救済をもたらしている機関と一緒に小さな役割を果たしている」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー