F1:ドライバーの給与に1チームあたり年間33億円のサラリーキャップ
F1は、ドライバーへの支出を制限するために1チームあたり年間3000万ドル(約33億円)のサラリーキャップの導入に近づいていると La Gazzetta dello Sport を始めとする複数のメディアが報じている。

F1は、2021年シーズンからF1チームに1億4500万ドル(約154億円)の予算上限を導入し、2023年まで徐々に1億3500万ドルに下がることになっている。ただし、それらの予算上限にはドライバーの給与は含まれていない。

昨年、F1チームはドライバーの給与に上限を設けることを満場一致で指示した報じられていたが、今回の報道ではその額が1チームあたり最大3,000万ドルのサラリーキャップを設定される見込みだという。

「噂によると、彼らは数字を定義したようだ。今後のシーズンでは、各チームは2人のドライバーとリザーブドライバーに支払うことができる合計は最大3000万ドルになる」

「ボーナスと個人的な肖像権については除外されるだろう」

この法案は、年間約4,500万ドルの報酬を得ているメルセデスF1のルイス・ハミルトンにすぐに影響を及ぼすと考えられているが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)のような高収入者も不満を抱えることになるかもしれない。

シャルル・ルクレールは「この問題について意見を持っているけど、公の場ではなく直接FIAと話し合った方がいいと思っている」と Corriere della Sera にコメント。

「でも、僕はサーキットで僕たちがどれほどのリスクを負っているのかをしっかりと指摘したいと思っている」

3000万ドルのサラリーキャップは、たとえば、2人のドライバーの給与を2,000万ドルと1,000万ドルに分割することができるという。

予算上限と銃与条件は連携し、給与上限が超過した場合は、F1チームの予算上限から差し引かれる。だが、逆に猶予の上限に達しなくても、その分が予算上限に追加されることはないとされている。

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー