F1エミリア・ロマーニャGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

以前にF1サンマリノGPの開催地だったイモラ・サーキットは、新型コロナウイルスによって2020年のF1世界選手権で改訂されたことによって、2006年以来14年ぶりに1回限りでF1カレンダーに戻ってきた。

予選でトップ10入りを果たせなかったドライバーたちも、イモラ・サーキットは素晴らしいと絶賛。少なくともレースは楽しめるはずだと口を揃える。

11番手:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
「11番手からスタートすることにがっかりしている。特に予選のマージンはかなりタイトだったし、ほんの100分の1秒でQ3を逃すことになったからね。でも、ポジティブな面としては、10番手よりも1番手からスタートの方がいいと思う。自由にタイヤを選べるし、そこは僕たちにとってアドバンテージになるかもしれない。後から考えば、レース寄りにマシンをセットアップして予選は妥協することになったかもしれないけど、明日のレースでは強力なマシンがあることを期待している。チャンピオンシップはかなりの接戦なので、順位を上げてポイントを獲得する必要がある。今日の結果は理想的ではないけど、初めてのイモラでのドライビングを本当に楽しんでいる。素晴らしいチャレンジだし、全てのドライバーが同じように感じていると思う」

12番手:エステバン・オコン(ルノー)
「今日の予選結果にはがっかりしている。こうなるとは思っていなかった。特に午前中は良いプラクティスセッションとQ1が良かっただけにね。Q2の最初のラップはベストとは言えなかったし、2回目の走行で何が起こったのか見直さなければならない。それでも、明日はたくさんのチャンスがある。レースのために自由にタイヤを選べるし、ポイント圏内に戻るために何が起こるか見ていきたい」

13番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「予選セッションには本当に満足している。今日はスリル満点だった。僕たちは、ドライバーにとって爽快だし、まさに限界までプッシュできるこのようなトラックでもっと引き出す必要があった。プラクティスの後、他の人たちがどのような燃料で走っていたかはわからなかったけど、僕たちはあまり有望ではなかったし、Q2に進出することは期待していなかった。だから、Q2に進出して13番手で予選を終えられたのは素晴らしい結果だ。明日は戦って、前進したいと思っている。難しいだろうけど、必死で戦ってベストを尽くすつもりだ」

14番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「自分のラップにはそれなりに満足しているけど、もちろん、十分な速さではなかった。予選の方がマシンのフィーリングに満足していたし、午前中よりも少し快適だった。パッケージからすべてを出し切ろうと頑張った。いくつかリスクを冒した。シケインで膨らんでしって、トラックリミットのルールによって最後に1つポジションを失ってしまったのはそれが理由だ。後方からのスタートだし、ここはオーバーテイクがそれほど簡単ではないので、明日は順位を上げるのは難しいだろう。タイヤを労わることが重要になると思うし、そこからどうなるか見てみるつもりだ。1ストップレースを目指すことになると思っている。今日はこのトラックでの最初の日だったし、まだ完全には慣れてはいないけど、ドライブするには本当に素晴らしいトラックだと言わなければならない。近い将来ここに戻ってこれることを願っている」

15番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)
「イモラに戻ってくることができて本当にうれしい。シーズンで最もクールなトラックのひとつだ。オールドスクールで、速く、流れが素晴らしい。残念ながら、困難な一日になってしまった。特に予選までプラクティスが90分しかなかったのはチャレンジングだった。そこは全員にとって同じだけど、そのような短い時間でマシン、タイヤ、トラックについて学ぶのは簡単ではない。午前中の方が競争力がありそうだったけど、予選ではグリップに苦労したし、そこは原因を理解しなければならない。非常にタイトなセッションだったし、今日はミッドフィールドの戦いのなかで間違った側にいた。Q2でトラックリミットによってタイムを抹消されたのも役には立たなかった。現実的に望んでいたよりもさらに後方からスタートする。フラストレーションが溜まる一日だったけど、明日のレースでは順位を上げるために懸命に戦うつもりだし、いい気分で週末を終えられることを期待している」

16番手:ロマン・グロージャン(ハース)
「多くの場所がこのような古いトラックから学ぶことができると思う。ここ、もしくはニュルブルクリンやムジェロのような場所をドライブすると本当にいい感じだ。本当に楽しんでいる。確かに僕たちは最速のマシンを持っているわけではないけど、ここでの全てのラップが楽しい。Q2に進出できなかったのはタフだ。特にこのような良いラップの後はね。ケビン(マグヌッセン)も同じだ。僕たちはお互いを本当にハードにプっスyしているし、マシンから本当に限界を引き出していりう。残念ながら、今日は16番手と17番手でしなかったけどね。通常、僕たちは予選よりもレースの方がいい。もちろん、明日はタイヤデグラデーションがどうなるか見てみる必要があるけど、トライするのは確かだ。100%を出し切るつもりだ」

17番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「セッションを楽しんだ。ドライブするには本当にクールなトラックだ。もちろん、結果にはあまり満足していない。今週末は少しは強くなっているように思うけどね。Q2に進出できたはずだけど、スムーズな予選ができなかった。トラフィックに引っかかって、ギアボックスに問題が発生した。重大な問題ではないけど、最速ラップでラップタイムが犠牲になった。Q2進出までのギャップはとても地位さあかったし、それを見ると少しフラストレーションを感じるものだ。いずれにしても、これが僕たちの実力だ。楽しいレースを楽しみにしている。本当にクールなトラックだし、少なくともそこは楽しめるだろう。いつものようにそこから何かを得られるようにベストを尽くそうと思う」

18番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「午前中から午後にかけてマシンは大きく改善したし、かなり感触は良かった。最速ラップでQ2に進出していたはずだけど、残念ながら(トラックリミット超過によって)キャンセルされた。そうなってしまったことにがっかりしている。ここはフィールドが本当に密集しているトラックだからね。でも、状況がどうだったかに不満を言っても最終リザルトは変わらない。僕たちの位置からのスタートではレースは簡単ではないだろうけど、やれることをやって、どの位置で終えられるか見てみるしかない」

19番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「午前中はトリッキーなプラクティスセッションだった。予選シミュレーションでブレーキ・バイ・ワイヤーの問題が発生して、かなり中断されてしまった。残念ながら、かなりの走行時間を失ったし、多くのリファレンスなかでマシンをどの方向に進めていくかかなり大きな決断をしなければならなかた。予選にむけて理想的ではなかったけど、自分のラップには満足している。プラクティスからギャップを縮めることができたし、Q2進出までわずか0.5秒だった。そこは満足していいと思う。ドライブするには素晴らしいトラックだし、明日のレースを楽しみにしている。良い結果を出せるように頑張るつもりだ」

20番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「マシンのポテンシャルを考えれば、はるかに良い結果が保証されていたはずだけど、クリアなラップを得ることができなかった。1回目の走行は問題なかったし、かなりいい感じだったけど、2回目nプッシュラップは両方ともトラフィックによって妥協を強いられた。ここではそれが問題になることはわかっていたけど、それでも本当にフラストレーションを感じる。もちろん、後方からのスタートは理想的ではないけど、最後尾からは前に進むことしかできない。ベストショットを決めたい。オーバーテイクは簡単ではないだろうし、順位を上げるためには、良いスタートを切って、良い戦略が必要だ」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1イタリアGP