F1 アゼルバイジャンGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント
2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行が27日(金)にバクー市街地コースで行われた。
初日のトップタイムはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが記録した1分42秒795。2番手には0.069秒差でキミ・ライコネン、3番手にはマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブルが好スタートを切っている。
一方、開幕3戦にタイヤマネジメントに苦戦しているメルセデスは、バルテリ・ボッタスがトップから0.775秒差の4番手タイム、ルイス・ハミルトンが0.808秒差の5番手タイムとプログラムの違いはあるにせよ、やや遅れをとっている。
1番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「今日はとても満足している。ストリートサーキットなので自分自身とクルマに自信を持つ必要がある。クルマは順調に動作していたし、僕から自信を奪うものは何もなかった。自分とクルマとで良い関係が築けているし、明日もこれを基に前進させていくつもりだ。僕たちはまだもう少しパフォーマンスを見つけられるとは思うけど、全体的には満足しているし、明日と日曜日はかなりの接戦になると思う。第2セクターのキャッスル・セクションでのクルマの感触は本当に強力だ。あの部分では快適だし、自信を感じている。サーキットの非常にタイトな箇所だけど、その場所が最も快適に感じられたし、RB14の感触は強力だった。予選では他チームが少し上げてきてセクター1とセクター3でゲインを得ると思うし、僕たちにとってはセクター2が鍵になるだろう。タイヤコンパウンド間のグリップのステップはかなり一貫性があるし、かなりリニアなので、その部分にサプライズはなかった。去年は金曜日に2台とも非常に速かったけど、予選で同じペースがなかったのを覚えている。それを繰り返すつもりはあにけど、今日に関してはこれが求められるすべてだった。レースカーはとても強力だと思うので、明日の予選でフロントローに並べなかったとしても励みになる。僕たちはまだ優勝候補のグループにいる」
2番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「問題のない一日だった。スタートはあまり簡単ではなかったし、1回目のプラクティス中に別のセットアップに切り替えることを決断した。残念ながら、この種の変更にはかなりの時間がかかる。でも、1回目のセッションをスキップ、もしくは走行時間を失ってでも、2回目のセッションの準備をしたかった。全体的にそれは正しい決断だったし、P2はかなりまともだった。ここはストリートサーキットだけど、伝統的なストリートサーキットではない。グリップは本当に限られていた。特にここではローダウンフォースのセッティングを使うからね。常に改善できることがあるのは確かだけど、今日はトップからそれほど離されていなかった。ロングランは問題なかったと思うし、レースペースも良さそうだ。これから全てのデータを分析しなければならないし、明日何ができるか見ていくつもりだ」
3番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「全体的にかなりまともな一日だったし、クルマは速いので、それについては満足しているけど、FP1での事故はもちろん嬉しいことではない。ちょっと風が強く、リアのコンロトールを失ってスピンしてウオールにヒットしてしまった。でも、僕のメカニックが本当に良い仕事をしてクルマを修理してくれたし、幸いにもそれほど大きな影響はなかった。ほとんどのプログラムを実行できたし、2回目のプラクティスでのクルマはとても競争力があった。両方のコンパウンドでいい感じだったし、それに関してはかなり満足している。僕たちは速そうだけど、もちろん、常に改善したいと思うものだ。キミは速いし、明日はセバスチャンも確実にそのレベルにくると思うので、僕たちはまだ改善する必要があるけど、良い一日だった。それに予選ではメルセデスがパワーモードを持っているので速いことはわかっているけど、その一方で僕たちのクルマのハンドリングはいいし、このようなトラックでクルマをどんどん快適に感じてきているときは、通常、コンマ3~4秒くらいのゲインが得られるので、明日そうなることを期待している。2回目のセッションの最後はセンサーの問題だけだと思うし、心配はいらないと思う」
4番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
「FP2よりもFP1の方が良かった。2回目のセッションではフェラーリとレッドブルと比較してちょっとペースが足りなかったと思う。ラップをまとめるのはかなり難しいし、今日の自分のベストラップでさえ、少しまとまりがなかった。現時点でクルマはドライブするのが簡単ではないし、バランスに取り組んでいかなければならない。でも、全てを正しくまとめることができれば、クルマは速い。明日と日曜日に向けて正しい変更を施せるように今夜は調べなければならないことがたくさんある。過去数年よりも早い時期にここバクーにいることが間違いなくタイヤに影響を与えていると思うけど、最大の懸念は風だ。明日と日曜日も風はとても強いと思うし、ストリートサーキットではそれが大きな違いを生む」
5番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「スムーズな一日だった。多くのミスなく、必要としていた全てを完了して、多くの情報を収集することができた。開始時はかなり暖かったけど、午後は気温が下がっていったし、両方のコンディションでタイヤを理解するのは興味深かった。全体的に僕たちは今日十分に速くなかったし、現時点ではレッドブルとフェラーリの両方が僕たちの前にいると思う。だから、僕たちにはやらなければならない仕事がある。今夜はエンジニア全員のドアヲノックするつもりだし、正しい変更を施せることを期待している」
6番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
「今日のクルマは走行していて快適だった。それはクルマに自信を持ってコーナーを攻めなければならないストリートサーキットでは常に重要なことだ。今日、クルマはそれぞれがかなりユニークな3つ全てのセクターでパフォーマンスを発揮していた。今週末のアップデートは、サーキットの特性に対処するために導入されたものだし、期待通りに機能しているように思う。過去数戦と比較して少しはスピードを見い出せているように感じているし、コーナーや低速セクターのどちらも妥協を強いられてはいないのでかなり満足している。最速ラップはちょっとラッキーな部分もあった。アラックラップをしているニコ(ヒュルケンベルグ)の後ろを走行していて、最終セクターでコンマ数秒稼ぐことができたからね。明日Q3に進出するのは今までと同じくらい厳しいだろう。でも、今回は9~10番手でスタートすることが新品タイヤを自由に選べる11~12番手でスタートするよりも良いかどうかは実際にはわからないレースのひとつだ」
7番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)
「僕たちは良い状態だと思う。作業リストを通して自分たちなりの作業をして、クルマを改善させられた堅実な一日だった。今夜と明日でもっとスピードを見い出せる部分はあると思うけど、僕たちはしっかりと宿題をこなしてきたと感じている。一日を通してストリートサーキットでやらなければならない信頼を築き上げることができた。僕たちには力強い週末を過ごせるポテンシャルがあると思う。今日は路面コンディションが期待していたほど改善しなかった。午後になってもまだかなり埃っぽく、滑りやすかったし、気温が低いコンディションではかなりフリップが低かった」
8番手:カルロス・サインツ (ルノー)
「午前中はチャレンジングなセッションだった。とても汚れたトラックで新しいパーツを理解しようとしていたし、ブレーキングがトリッキーだった。でも、僕たちはすべてを迅速に理解して、FP2では問題なく良いパフォーマンスを発揮して走行プランを完了させることができた。まだ改善できる余地はあるので、そこに到達するために頑張っていく」
9番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)
「興味深い一日だった。FP1とFP2でクルマの挙動に大きな違いがあった。僕たちは2つのセッションの間に良いステップを果たせたと思う。FP2の方がはるかにクルマに満足できた。明日もこれを維持できることを願っている。土曜日は風が強くなりそうなので、再びトラックは変化するだろう。そのようなコンディションになった場合にはターゲットを定めて適応していくつもりだ」
10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
「僕たちにとってかなり標準的な一日だった。午前中は酷いフロントのロックアップが突然起こって少し犠牲になっていたけど、午後は問題なかった。今後はバランスを追求してクルマを最適化すうことが重要になってくる。僕たちには全てが揃っているし、今夜をさらなる改善を目指していく」
関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1アゼルバイジャンGP
初日のトップタイムはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが記録した1分42秒795。2番手には0.069秒差でキミ・ライコネン、3番手にはマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブルが好スタートを切っている。
一方、開幕3戦にタイヤマネジメントに苦戦しているメルセデスは、バルテリ・ボッタスがトップから0.775秒差の4番手タイム、ルイス・ハミルトンが0.808秒差の5番手タイムとプログラムの違いはあるにせよ、やや遅れをとっている。
1番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「今日はとても満足している。ストリートサーキットなので自分自身とクルマに自信を持つ必要がある。クルマは順調に動作していたし、僕から自信を奪うものは何もなかった。自分とクルマとで良い関係が築けているし、明日もこれを基に前進させていくつもりだ。僕たちはまだもう少しパフォーマンスを見つけられるとは思うけど、全体的には満足しているし、明日と日曜日はかなりの接戦になると思う。第2セクターのキャッスル・セクションでのクルマの感触は本当に強力だ。あの部分では快適だし、自信を感じている。サーキットの非常にタイトな箇所だけど、その場所が最も快適に感じられたし、RB14の感触は強力だった。予選では他チームが少し上げてきてセクター1とセクター3でゲインを得ると思うし、僕たちにとってはセクター2が鍵になるだろう。タイヤコンパウンド間のグリップのステップはかなり一貫性があるし、かなりリニアなので、その部分にサプライズはなかった。去年は金曜日に2台とも非常に速かったけど、予選で同じペースがなかったのを覚えている。それを繰り返すつもりはあにけど、今日に関してはこれが求められるすべてだった。レースカーはとても強力だと思うので、明日の予選でフロントローに並べなかったとしても励みになる。僕たちはまだ優勝候補のグループにいる」
2番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「問題のない一日だった。スタートはあまり簡単ではなかったし、1回目のプラクティス中に別のセットアップに切り替えることを決断した。残念ながら、この種の変更にはかなりの時間がかかる。でも、1回目のセッションをスキップ、もしくは走行時間を失ってでも、2回目のセッションの準備をしたかった。全体的にそれは正しい決断だったし、P2はかなりまともだった。ここはストリートサーキットだけど、伝統的なストリートサーキットではない。グリップは本当に限られていた。特にここではローダウンフォースのセッティングを使うからね。常に改善できることがあるのは確かだけど、今日はトップからそれほど離されていなかった。ロングランは問題なかったと思うし、レースペースも良さそうだ。これから全てのデータを分析しなければならないし、明日何ができるか見ていくつもりだ」
3番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「全体的にかなりまともな一日だったし、クルマは速いので、それについては満足しているけど、FP1での事故はもちろん嬉しいことではない。ちょっと風が強く、リアのコンロトールを失ってスピンしてウオールにヒットしてしまった。でも、僕のメカニックが本当に良い仕事をしてクルマを修理してくれたし、幸いにもそれほど大きな影響はなかった。ほとんどのプログラムを実行できたし、2回目のプラクティスでのクルマはとても競争力があった。両方のコンパウンドでいい感じだったし、それに関してはかなり満足している。僕たちは速そうだけど、もちろん、常に改善したいと思うものだ。キミは速いし、明日はセバスチャンも確実にそのレベルにくると思うので、僕たちはまだ改善する必要があるけど、良い一日だった。それに予選ではメルセデスがパワーモードを持っているので速いことはわかっているけど、その一方で僕たちのクルマのハンドリングはいいし、このようなトラックでクルマをどんどん快適に感じてきているときは、通常、コンマ3~4秒くらいのゲインが得られるので、明日そうなることを期待している。2回目のセッションの最後はセンサーの問題だけだと思うし、心配はいらないと思う」
4番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
「FP2よりもFP1の方が良かった。2回目のセッションではフェラーリとレッドブルと比較してちょっとペースが足りなかったと思う。ラップをまとめるのはかなり難しいし、今日の自分のベストラップでさえ、少しまとまりがなかった。現時点でクルマはドライブするのが簡単ではないし、バランスに取り組んでいかなければならない。でも、全てを正しくまとめることができれば、クルマは速い。明日と日曜日に向けて正しい変更を施せるように今夜は調べなければならないことがたくさんある。過去数年よりも早い時期にここバクーにいることが間違いなくタイヤに影響を与えていると思うけど、最大の懸念は風だ。明日と日曜日も風はとても強いと思うし、ストリートサーキットではそれが大きな違いを生む」
5番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「スムーズな一日だった。多くのミスなく、必要としていた全てを完了して、多くの情報を収集することができた。開始時はかなり暖かったけど、午後は気温が下がっていったし、両方のコンディションでタイヤを理解するのは興味深かった。全体的に僕たちは今日十分に速くなかったし、現時点ではレッドブルとフェラーリの両方が僕たちの前にいると思う。だから、僕たちにはやらなければならない仕事がある。今夜はエンジニア全員のドアヲノックするつもりだし、正しい変更を施せることを期待している」
6番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
「今日のクルマは走行していて快適だった。それはクルマに自信を持ってコーナーを攻めなければならないストリートサーキットでは常に重要なことだ。今日、クルマはそれぞれがかなりユニークな3つ全てのセクターでパフォーマンスを発揮していた。今週末のアップデートは、サーキットの特性に対処するために導入されたものだし、期待通りに機能しているように思う。過去数戦と比較して少しはスピードを見い出せているように感じているし、コーナーや低速セクターのどちらも妥協を強いられてはいないのでかなり満足している。最速ラップはちょっとラッキーな部分もあった。アラックラップをしているニコ(ヒュルケンベルグ)の後ろを走行していて、最終セクターでコンマ数秒稼ぐことができたからね。明日Q3に進出するのは今までと同じくらい厳しいだろう。でも、今回は9~10番手でスタートすることが新品タイヤを自由に選べる11~12番手でスタートするよりも良いかどうかは実際にはわからないレースのひとつだ」
7番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)
「僕たちは良い状態だと思う。作業リストを通して自分たちなりの作業をして、クルマを改善させられた堅実な一日だった。今夜と明日でもっとスピードを見い出せる部分はあると思うけど、僕たちはしっかりと宿題をこなしてきたと感じている。一日を通してストリートサーキットでやらなければならない信頼を築き上げることができた。僕たちには力強い週末を過ごせるポテンシャルがあると思う。今日は路面コンディションが期待していたほど改善しなかった。午後になってもまだかなり埃っぽく、滑りやすかったし、気温が低いコンディションではかなりフリップが低かった」
8番手:カルロス・サインツ (ルノー)
「午前中はチャレンジングなセッションだった。とても汚れたトラックで新しいパーツを理解しようとしていたし、ブレーキングがトリッキーだった。でも、僕たちはすべてを迅速に理解して、FP2では問題なく良いパフォーマンスを発揮して走行プランを完了させることができた。まだ改善できる余地はあるので、そこに到達するために頑張っていく」
9番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)
「興味深い一日だった。FP1とFP2でクルマの挙動に大きな違いがあった。僕たちは2つのセッションの間に良いステップを果たせたと思う。FP2の方がはるかにクルマに満足できた。明日もこれを維持できることを願っている。土曜日は風が強くなりそうなので、再びトラックは変化するだろう。そのようなコンディションになった場合にはターゲットを定めて適応していくつもりだ」
10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
「僕たちにとってかなり標準的な一日だった。午前中は酷いフロントのロックアップが突然起こって少し犠牲になっていたけど、午後は問題なかった。今後はバランスを追求してクルマを最適化すうことが重要になってくる。僕たちには全てが揃っているし、今夜をさらなる改善を目指していく」
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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1アゼルバイジャンGP