F1ヘレステスト 2日目:ドライバーコメント
2015年のF1公式テスト2日目が終了。この日からロータスがテストに加わり、8チームが新車でのテストを進めた。
前日に続き、ベストタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが記録。しかし、各チームが新車の初期問題に対処し、異なるテストプラグラムを進めるドライバーがいるこの時期は、まだタイムは重要ではない。
マクラーレン・ホンダは、この日もトラブルが発生して6周の走行に留まった。昨年のこの時期にルノー勢がまったく走行できなかった状況を考えれば仕方のないことかもしれないが、シーズン序盤のルノー勢の苦戦ぶりを見ているだけに心配ではある。
ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「満足のいく一日だった。多くのラップを走れたし、すぐにクルマの感覚を得ることができた。まだテスト序盤だし、クルマとしてシーズンを通して最悪の状態だと思うので、素晴らしいとは感じるわけはない。でも、感覚は昨年と同じなので、それは良いことだ。少しダウンフォースが多いかもしれないけど、それ以外はまったく同じだ。まだセットアップ作業に取り組んでいないので、当然バランスは完璧ではない。これからたくさん良くなるということだ。現時点でのプライオリティは走行距離を稼ぐことだし、速いタイムを刻むことではない。それに今日はポジティブなこともたくさんあった。多くのマイレージを走れたし、この先の2日間でさらに走れることを願っている。ドライバーにとってテストはあんまりエキサイティングではない。僕はレースが好きだからね。でも、テストはシーズンの基礎をつくる場所だ。クルマを理解するために全員が懸命に取り組んでいる。ドライバビリティからタイヤまで、シーズンを良い形で進めていくには今それらを学ばなければならない。メルボルンまで長い道のりがあるので、この時点ではまだ興奮してなんてしていられないけど、チーム内には本当に素晴らしいエネルギーがある。全員がポジティブに感じているし、懸命に取り組んでいる。昨年はもう終わったことだ。他の全員と同じ目標、勝利に向かってもう一度スタートする。開幕戦が待ち切れない」
ダニール・クビアト (レッドブル)
「今日は理想的ではなかった。ミスは起こることだし、それについてはどうしようもない。あの後、ウイングを交換できるスペアパーツがない中で僕たちは今日の時間を最大限に生かそうと頑張った。それでも、やれる限り最大限の走行ができたし、そこからしっかり巻き返せることを願っている。もう一日走れるし、そのための時間はあるので、今はとにかく水曜日を楽しみにしている」
バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日も良い一日を過ごせた。プログラムを全て完了できたし、雨の影響で妥協を強いられたのは最後の走行だけだった。午前中は空力データの収集に専念し、午後はロングランに焦点をあてながら、セットアップを変更したり、その結果を分析したりした。今は常に学んでいるし、クルマに乗って得た感触には本当に満足している」
セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今年のマシンの真のレベルについて判断するには早すぎる。特に他チームは異なるプログラムに取り組んでいるだろうし、比較することはできないからね。ただ、良いベースはあると思う。多くのラップを走れたし、雨は降ったけど新しいインターミディエイトタイヤを試すこともできた。うまく機能しているし、寒かったけど、しっかり熱が入った。それは確かな前進だ。セッション後にガレージで拍手されたこと? そうだね、何事もなく無事にウェットで走り切れたので皆が満足していた。スタッフがガレージでやらなければならない仕事は十分にあるからね...」
ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「今回のテストがトリッキーなものになることは予想していた。今後2日間も順風満帆とはいかないだろう。でも、みんなは忘れてしまっている。去年の冬、2014年の初テストは誰にとっても非常にタフだった。なので、現時点ではあまり心配はしていない。とにかく問題を解決できることを願っている。最後の走行で問題は解決したと思うので、明日はもっと楽に行けることを期待している。ホンダのエンジンで数ラップでも走り、エンジンのドライバビリティやクルマの開発で自分たちがどこにいるのかを見つけ出していければ嬉しいね。これは非常に複雑なパワーユニットだけど、パッケージングは信じられないくらい非常にタイトだ。それでも、温度に関する問題はまったく起きていない。僕たちにとってそれは本当にポジティブなことだ。ホンダはよくやってくれている。ここの空気はとてもポジティブだ。チームはマクラーレンとホンダではない。マクラーレン・ホンダなんだ。全員が一丸となっている」
マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「午前中、ブレーキを暖めるのがちょっと困難だったけど、すぐに修正できた。その後はロングランに取り組んだし、新車について率直に学ぶことができたと思う。午後は少し雨が降ったけど、インターミディエイトタイヤを試す良い経験になった。シーズンに向けてやっと仕事を開始できて嬉しいし、ここヘレスで初めてのテスト日を迎えられたこともハッピーだ」
パストール・マルドナド (ロータス)
「この刺激的な新車も初めて走らせることができて最高だった。まだ始まったばかりだけど、今日はいろんなことができた。すでにマシンのポテンシャルを感じられていることに興奮しているし、明日もクルマに乗るのが待ち切れない。早めに走行を切り上げたけど、その後すぐに雨が降ってきてみんなが戻ってきたから、大きなドラマにはならなかった。このクルマが巣晴らしそうなのは確かだ。シーズンに向けて多くのポテンシャルがあると思っている」
フェリペ・ナスル (ザウバー)
「最高の一日だった。多くのラップを走れたし、今日はすべてに満足している。システムや手順、クルマの特性に少しずつ慣れてきた。今の自分たちの場所を理解する上で素晴らしいスタートになったと思う。僕にとってはこの新しい環境に慣れることが重要だったけど、これだけ長い一日を過ごし、ドライ路面もウエット路面も経験できたので、全ての状況に順応できたと思っている。これで細かいところの作業を始められる」
関連:F1ヘレステスト 2日目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
カテゴリー: F1 / F1ドライバー
前日に続き、ベストタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが記録。しかし、各チームが新車の初期問題に対処し、異なるテストプラグラムを進めるドライバーがいるこの時期は、まだタイムは重要ではない。
マクラーレン・ホンダは、この日もトラブルが発生して6周の走行に留まった。昨年のこの時期にルノー勢がまったく走行できなかった状況を考えれば仕方のないことかもしれないが、シーズン序盤のルノー勢の苦戦ぶりを見ているだけに心配ではある。
ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「満足のいく一日だった。多くのラップを走れたし、すぐにクルマの感覚を得ることができた。まだテスト序盤だし、クルマとしてシーズンを通して最悪の状態だと思うので、素晴らしいとは感じるわけはない。でも、感覚は昨年と同じなので、それは良いことだ。少しダウンフォースが多いかもしれないけど、それ以外はまったく同じだ。まだセットアップ作業に取り組んでいないので、当然バランスは完璧ではない。これからたくさん良くなるということだ。現時点でのプライオリティは走行距離を稼ぐことだし、速いタイムを刻むことではない。それに今日はポジティブなこともたくさんあった。多くのマイレージを走れたし、この先の2日間でさらに走れることを願っている。ドライバーにとってテストはあんまりエキサイティングではない。僕はレースが好きだからね。でも、テストはシーズンの基礎をつくる場所だ。クルマを理解するために全員が懸命に取り組んでいる。ドライバビリティからタイヤまで、シーズンを良い形で進めていくには今それらを学ばなければならない。メルボルンまで長い道のりがあるので、この時点ではまだ興奮してなんてしていられないけど、チーム内には本当に素晴らしいエネルギーがある。全員がポジティブに感じているし、懸命に取り組んでいる。昨年はもう終わったことだ。他の全員と同じ目標、勝利に向かってもう一度スタートする。開幕戦が待ち切れない」
ダニール・クビアト (レッドブル)
「今日は理想的ではなかった。ミスは起こることだし、それについてはどうしようもない。あの後、ウイングを交換できるスペアパーツがない中で僕たちは今日の時間を最大限に生かそうと頑張った。それでも、やれる限り最大限の走行ができたし、そこからしっかり巻き返せることを願っている。もう一日走れるし、そのための時間はあるので、今はとにかく水曜日を楽しみにしている」
バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日も良い一日を過ごせた。プログラムを全て完了できたし、雨の影響で妥協を強いられたのは最後の走行だけだった。午前中は空力データの収集に専念し、午後はロングランに焦点をあてながら、セットアップを変更したり、その結果を分析したりした。今は常に学んでいるし、クルマに乗って得た感触には本当に満足している」
セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今年のマシンの真のレベルについて判断するには早すぎる。特に他チームは異なるプログラムに取り組んでいるだろうし、比較することはできないからね。ただ、良いベースはあると思う。多くのラップを走れたし、雨は降ったけど新しいインターミディエイトタイヤを試すこともできた。うまく機能しているし、寒かったけど、しっかり熱が入った。それは確かな前進だ。セッション後にガレージで拍手されたこと? そうだね、何事もなく無事にウェットで走り切れたので皆が満足していた。スタッフがガレージでやらなければならない仕事は十分にあるからね...」
ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「今回のテストがトリッキーなものになることは予想していた。今後2日間も順風満帆とはいかないだろう。でも、みんなは忘れてしまっている。去年の冬、2014年の初テストは誰にとっても非常にタフだった。なので、現時点ではあまり心配はしていない。とにかく問題を解決できることを願っている。最後の走行で問題は解決したと思うので、明日はもっと楽に行けることを期待している。ホンダのエンジンで数ラップでも走り、エンジンのドライバビリティやクルマの開発で自分たちがどこにいるのかを見つけ出していければ嬉しいね。これは非常に複雑なパワーユニットだけど、パッケージングは信じられないくらい非常にタイトだ。それでも、温度に関する問題はまったく起きていない。僕たちにとってそれは本当にポジティブなことだ。ホンダはよくやってくれている。ここの空気はとてもポジティブだ。チームはマクラーレンとホンダではない。マクラーレン・ホンダなんだ。全員が一丸となっている」
マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「午前中、ブレーキを暖めるのがちょっと困難だったけど、すぐに修正できた。その後はロングランに取り組んだし、新車について率直に学ぶことができたと思う。午後は少し雨が降ったけど、インターミディエイトタイヤを試す良い経験になった。シーズンに向けてやっと仕事を開始できて嬉しいし、ここヘレスで初めてのテスト日を迎えられたこともハッピーだ」
パストール・マルドナド (ロータス)
「この刺激的な新車も初めて走らせることができて最高だった。まだ始まったばかりだけど、今日はいろんなことができた。すでにマシンのポテンシャルを感じられていることに興奮しているし、明日もクルマに乗るのが待ち切れない。早めに走行を切り上げたけど、その後すぐに雨が降ってきてみんなが戻ってきたから、大きなドラマにはならなかった。このクルマが巣晴らしそうなのは確かだ。シーズンに向けて多くのポテンシャルがあると思っている」
フェリペ・ナスル (ザウバー)
「最高の一日だった。多くのラップを走れたし、今日はすべてに満足している。システムや手順、クルマの特性に少しずつ慣れてきた。今の自分たちの場所を理解する上で素晴らしいスタートになったと思う。僕にとってはこの新しい環境に慣れることが重要だったけど、これだけ長い一日を過ごし、ドライ路面もウエット路面も経験できたので、全ての状況に順応できたと思っている。これで細かいところの作業を始められる」
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