ポール・ディ・レスタ
フォース・インディアの副代表ボブ・ファーンリーは、ポール・ディ・レスタが移籍を希望した場合、妨げるようなことはしないと述べた。

昨年後半、マクラーレン移籍の噂も浮上したポール・ディ・レスタだったが、結局そのシートはセルジオ・ペレスのものとなった。

落胆を隠さなかったポール・ディ・レスタだが、今シーズンここまでの7戦では、バーレーンの4位を含め、34ポイントを獲得している。

ボブ・ファーンリーは、ポール・ディ・レスタの活躍をみた他チームからオファーが合った場合、無理やり彼を引き留めるようなことはしないと Press Association Sport に述べた。

「ポールは来シーズンも我々と契約済みなので、他の誰かが介入してくるかどうかの問題だ。我々の決めることではない」とボブ・ファーンリーはコメント。

「ポールを手放すさなければならないかどうかは、彼が求めるかどうかに次第だ。我々としてはそれを妨げるつもりはない。方針に反するからね。ドライバーが他へ行きたいと望むのであれば、抑えつけることに何の意味がある?」

ボブ・ファーンリーは、昨年フォース・インディアからザウバーへの移籍を決めたニコ・ヒュルケンベルグの例を挙げ、チームがドライバーに将来を選ばせている証拠だと述べた。

「昨年末のニコ・ヒュルケンベルグへの対応でそれは証明した」

「我々がニコを手放したかったかというと、そんなことはまったくない。彼はチームの大事なメンバーだった。だが、決して移籍を妨げるようなことはしなかった。その後エイドリアン(スーティル)を招き入れることによって、そうした状況から立ち直り、普段通りにやっていけることも我々は示した。もしかしたら、ニコは今、自問自答しているかもしれないね。昨年は、それほど悪い選択には見えなかっただろうからね」

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カテゴリー: F1 / ポール・ディ・レスタ / フォース・インディア