ダニ・クロス
F1若手ドライバーテスト初日にHRTのテストに参加したダニ・クロスは、2012年にHRTでのF1昇格を目指している。

以前にウィリアムズでF1カーをテストした経験のあるスペイン人ドライバーのダニ・クロス(23)は、2012年にHRTのシートについて交渉しているドライバーのひとりであり、チーム内での役割を得るためにはさらなる予算を得る必要があることを理解している。

「ドライバーがF1に入るためは、多くのことが関わっている」とダニ・クロスはコメント。

「チームが望んでいなければならないし、僕はそうだと思っている。でも、経済面もある」

「チームがお金を要求しているということではないけど、彼らはそうする必要がある。あらゆるセクターで経済状況は非常に厳しい。僕たちはステップアップしたい状況にあるけど、経済面のサポートも必要だ。不可能なことではないけどね」

2009年からGP2に参戦しているダニ・クロスは、F1に昇格する準備はできていると感じてると付け加えた。今年はレーシング・エンジニアリングで9位でシーズンを終えたダニ・クロスだが、2010年は4位で終えている。

ダニ・クロスは、F1に昇格する見込みがなければ、GP2に戻り、F1でサードドライバーの役割を得ることも検討していると述べた。

「GP2での多くの経験と表彰台があるので、十分にF1にステップアップする準備はできていると思う」とダニ・クロスはコメント。

「来年F1でなにかをしたいし、チームのレースドライバーとしてステップアップできない場合は、他のカテゴリーで走りながら、サードドライバーとしてなにかをすることができるだろう」

「僕たちは良い仕事ができると思っているので、経済支援を得られることを願っている」

「3年後に再びF1に戻れて嬉しかったし、HRTとのチャンスは素晴らしかった。スペインチームでもあるからね」

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カテゴリー: F1 / ダニ・クロス / HRT